ショートノーズサドル、TNI LiteFly について、前回の記事では第一印象を書きました。
その後、何回かのライドで試しました。あえて強度を落として平坦を走ってみたり、最初に走ったコースに立ち返ってみたり。合計走行距離はZwiftで50km、ロードで110km程度となりました。ここまでのインプレをアップしておきたいと思います。
会陰が楽!
前回のインプレから変わらず、会陰部の痛みが出ないというのは、本当に素晴らしい点です。
座骨も大丈夫…かも
前回のインプレで、座骨周辺の痛みが一番気になっていましたが、その後、殆ど出なくなりました。座る位置や座り方がLiteFlyに慣れてきたのかな。
(ただし、ロングライドは未知数です。)
座骨の痛みも出なくなり、もはやネガティブ要素なしか?…と思いきや、新たに2点ほど出てきてしまいました。
セッティングが難しい
まずはセッティングの難しさ。
特にサドル高については、ライド中に高く感じて何回かに分けて下げました。アンタレスでは732mmで調整しているところ、LiteFlyでは730mmまで下げましたが、これでも高く感じることがしばしば。
(シェルが固くクッションも薄いので、ある程度の違いは合点がいきますが…。)
その原因は、サドルの前後方向のセッティングにあると感じています。
LiteFlyの前寄りに座ることは違和感もなくできます。 でも後ろ寄りに座ろうとすると、ココジャナイ感が半端ありません。固いシェルが内腿に当たるし、座面のせり上がりでサドル高が高くなってしまうのです。じゃあ、もう少し後ろにセッティングすれば?となりますが、そうすると上りが犠牲に。やっぱり、私のようにサドルの上で前後に大きく動きたがるような人の場合、オールマイティーなセッティングをLiteFlyで実現するのは難しそうです。
乗り心地が悪い
もう一つは乗り心地の悪さ。
スポーツバイクに乗り心地は求めない派でしたが、LiteFlyを使ってみて、これまでどれほど乗り心地が良かったのかが分かりました。ロードバイクでも乗り心地が良い方が断然楽しいです。
ひとまずインプレ終了
座骨のくだりで「ロングライドは未知数」と書きましたが、これらのネガティブ要素のせいで、それを試すモチベーションが、今はありません。 ハルヒルの試走をする頃にまた試してみるかもしれませんが、 LiteFlyのインプレは、 ひとまずこれでひと段落とします。
そもそも、ショートノーズ不要説が浮上する中で、ダメ元で試していたのでした。
良くも悪くも予想が的中してしまっている感じですね。
するとやっぱり、本命のサドルはアンタレス R1なのでしょうか…。
ん、何か届きましたね…。(^^;
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