Zwiftにも飽きてきたし、トレーニングへのモチベーションも落ちてきた今日この頃。「HDMI画面分割器」を導入して画面周りをグレードアップしました。テレビやネット動画を観ながらZwiftしたい…という方には参考になるかと思います。
これまでの環境と不満点
私、ZwiftはWindowsアプリを使用しまして、画面はテレビ機能付きのPCモニタを使ってきました。I-O DATA の LCD-DTV223XBEというもの。Zwiftだけでなく、PC作業中にテレビ画面をPIPで映せるので便利でした。
ただ、テレビとしての使い勝手はよろしくありません。ソフトの動作が重いし、よくバグるし、データ連動もないし。
さらに、最近は画面サイズが気になるようになっていました。以前は書斎部屋の机上のメインモニタとして使っていて、テレビ鑑賞も至近距離だったので問題なかったのですが、模様替えの結果、ちょっと遠くなってしまいまして。
32V型レグザをゲット
そんな折、リビングのテレビを買い替えることになりました。…で、2段階ところてん式に、32V型東芝レグザ(32S22)が余ることに。これは渡りに船と、衝動的に入れ替えてしまいました。テレビが見やすくなりました。
テレビでのZwiftと不満点
…で、本題のZwiftですが、まずはPCと接続しなければなりません。これまでは、PCモニタにDVI-D接続していたのですが、レグザには、その入力端子はありません。PCのグラフィックボードをアップグレードしなきゃかな…と覚悟していたのですが、「HDMI-DVI変換ケーブル」という便利なものがあったのでポチ！
安く上がって良かった！これで、これまでより大きな画面で、没入感マシマシでZwiftを楽しめるようになりました。
なお、レグザの解像度は1366×768のハイビジョン。これまでのFullHD(1920×1080)と較べればスペックダウンですが、Zwiftの画質の劣化は体感できません。そもそもPCのグラボがショボくて、FullHDを活かしきれていなかったのでしょうね。
満足したのも束の間。すぐに不満が出てきてしまいました。それは、Zwift中にテレビを見られなくなってしまったことです。最近は、レースもワークアウトもせず、L2あたりでダラダラ回しているだけのことが多いので、Zwift画面を眺めているだけでは暇なのです。時間帯的にも、テレワーク終わりの夕方が多いので、ニュース番組を見ながらZwiftというのが、すっかり定番になっていたのでした。
HDMI画面分割器の導入
ちょっと調べて、「HDMI画面分割器」を買ってみました。「マルチビューワー」とも呼ばれる類のものです。
これで、4系統のHDMI映像を同時に見ることができるようになります。HDMI入力には、PCの他に、BDレコーダー、Fire TV Stick、PS3を接続しました。
Zwift中にテレビが見たくなったら、テレビはHDMIに入力切替。で、BDレコーダーのテレビ映像とPCのZwift映像を映すように、画面分割器の表示モードを切り替えます。色々な表示モードがあるのですが、普通の4分割が縦横比が変わらないので良い感じです。
４分割時は、個々の映像サイズは16型相当になります。それでも、Zwift上の最も小さな文字が何とか判別できる程度の画質は維持されています。
なお、BDレコーダーやFire TV Stickを接続したことで、生のテレビ放送以外にも様々なコンテンツを選べるようになりました。録りためた番組の消化や、VODで映画やアニメ、野球シーズンになればSilkブラウザでベースボールLIVE…と、体さえもてば、いくらでもZwiftをしていられそうな環境になりました。
まとめ
「HDMI画面分割器」の導入により、ゆるいZwiftサイクリングの暇つぶしとしては、完璧な環境ができあがりました。「HDMI画面分割器」は、分割表示の用途だけでなく、普通に切替器としても使えますし、リモコンで操作ができるのも便利です。
ちなみに、私が買った機種にはレグザのリモコンと干渉してしまう不具合があるようで、レグザの入力切替操作を行うと、画面分割器の表示モードが切り替わってしまうという不具合があります。でもまぁ、逆の干渉はないので、レグザの入力切替操作後に、画面分割器側で操作するという、ひと手間を追加するだけ。全体としての満足感が高いので、この程度の不具合はご愛敬と思えてしまいます。
長引くコロナ禍の中、いい加減、Zwiftにも飽きてきたな…という方も多いと思います。「ながらZwift」のお供に「HDMI画面分割器」はオススメです！興味のある方は是非、チェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
