もう9月も後半に入るというのに暑いですねー。8月生まれなのに暑さに弱い私。もう少し涼しくなったら…と、尻込みしていたらタイミングを失い、まあ、それ以外にも色々とありまして、今回(9/13)がシーズン初の赤城山ヒルクライム試走となってしまいました。
暑さは和らぐことを知らず、この日も晴れて34℃の予報。無理せず完走することを目標に出かけてきました。
ウェアの選択
9時ちょっと前に家を出る時点で既に31℃。日差しもジリジリ照り付けています。Raphaのプロチームフライウェイトジャージ+プロチームビブ、パールのコールドシェイドロングスリーブ、RxL TBK-300R、GIYOグローブ、STABILISTインナーキャップ、FLAIR。下山装備は、念のためにウインドブレーカーをサドルバッグへ。
走行メモ
今季初めての赤城山試走ですし、そもそも、ここのところ実走機会が激減していまして、ハルヒル本番以来、数える程度しか外を走っていません。まずは、道の駅まえばし赤城までは、感覚を取り戻しながらのサイクリングです。気温は高いものの湿度がさほどではないのが、せめてもの救い。下り基調なこともあって、まずは気持ち良く走り出せました。
25分ほどで、道の駅まえばし赤城に到着。
日影でアミノバイタル・パーフェクトエネルギーを補給して、すぐにスタート。
計測区間のK4に出るまでは再びサイクリング。この区間は日向だし、信号待ちも多いのでジリジリ暑さが襲ってきますね。
さて、K4に入ってからは、平均パワー:170Wを目安にしてみました。昨年の2回目の試走が190W目標だったので、その1割引き(暑さと練習不足を考慮)といったところです。
序盤
「からっ風街道」の信号あたりまでは、淡々と回せましたが、その先、頭の汗が垂れ始める頃から脚がキツくなってきました。旧料金所手前の気温計は31℃でした。
中盤
山の中に入っていくと日影が増えるので少し生き返りました。しかし、久しぶりなこともあり斜度の変化に対峙するのが難しくて、踏みすぎてしまうこともしばしば。頭からの汗はどんどん増えて来て、アイウェアの内側を流れ始めると、かなり気が散りました。
今回はHALOヘッドバンドではなくSTABILISTのインナーキャップにしたのですが、どっちが良かったのかな…。HALO (Bandit JP AIR) は、汗を食い止めてくれている間は良いのですが、ひとたびオーバーフローすると、一機に滝のようになってしまうんですよね。そんなときに下を向いたりすると大変なことに。その点、STABILISTは汗の流れ始めは早いものの、流れ初めてからの挙動は「普通」。暑い時期でオーバーフロー前提であれば、STABILISTの方が良いかな。
脚はじわじわとキツくなってきて、姫百合駐車場の手前あたりで、いよいよメンタルも辛くなってきました。この区間では毎回そうなることを思い出しました。昨年の1回目の試走では、堪らずに姫百合駐車場にピットインしていましたが、今回は気合で我慢。
終盤
緩いところも増えてくるのでペースを上げられるといいのですが到底、無理。でも、こんなペースでも前方の試走ローディーとの差を縮め、パスできたりすると、励みになる物ですね。
走りながら、甘い物を飲み食いしたくなって仕方ありませんでした。ボトルにはBCAAに加えて粉飴を溶かしていたし、スタート前にはアミノバイタル・パーフェクトエネルギーを補給していたのですが、エネルギー摂取が不足していたのでしょう。スタート前に羊かんでも食べておけば良かったかな。
ゴールまであと数分、というところでGoProが「ピピピ…」と停止。あまりのノロさでバッテリー切れになってしまいました。まあ、それが現状なので仕方ありません。ゴールが見えてきて、タイマーは1:40:00に近づいていたので、それを切れるようラストの直線で踏んでみましたが、一瞬で力尽きてジ・エンド。
ゴール
Stravaセグメントでは1:40:26(移動時間を引くと信号待ちは41秒程度)、平均パワー:171W、NP:174Wでした。結果としてのタイムは目を背けたくなるような数字でしたが、平均パワー目標は達成できたのだから、良しとしましょう。苦手な暑さの中、良く頑張りました。
総合観光案内所の気温計は21℃。
ゴール地点は快適そのものでした。
ソフトクリームにトッピングを施した「白樺スペシャル」というのがありました。
500円で、金券の使い道にちょうど良かったので、いただきました。
美味しいのですが、ワッフルコーンは口の中の水分を持っていくので少々、辛いものがありました。飲み物必須です。
久しぶりの羊たち。
空になったボトルにグリーンダカラを補給して、下山開始です。ウィンドブレーカーの出番はありませんでした。
帰路も、道の駅まえばし赤城経由で。ここで、またボトルが殆ど空になったので、自販機で麦茶を補給。往路と同じルートで帰宅。当然、帰りは上り基調ですが、信号が少なくて走りやすいので、疲れきった身体にも易しいルートです。
13時頃に帰宅。その時間は34℃ほどまで上がっていた模様。
車載動画
GoPro HERO5 Blackで撮影した車載動画です。
本番までにタイムが縮められそうもなかったらモバイルバッテリーが必要かな(苦笑)。
振り返り
一応、いつものようにタイムや平均パワーを比較しておきます。
タイムは、公式記録(本番)、Stravaセグメント(試走)の値、平均パワー/NPはEdgeのラップ記録があればそれを、なければStravaセグメントの値を記載しています。
■2022年(旧コース)
09/25 1:22:41 / 208W (NP:-) (本番[セグメントPR])
■2023年(新コースに変更)
09/01 1:52:17 / 154W (NP:-) (信号他11m02s)
09/10 1:30:12 / 194W (NP:-) (信号他1m26s)
09/24 1:24:19 / 211W (NP:213W) (本番[新コースPR])
■2024年
09/13 1:40:26 / 171W (NP:174W)(信号他41s)←今回
シーズン初の1割引き目標、ということで、比較をしてみても思うところは特にありません。ただ、暑くて厳しいコンディションでしたが、途中休憩なくゴールに辿り着けたことは、少しは自信になったと思います。次回が2回目の試走になるか、もう本番になってしまうかは分かりませんが、昨年の状態にどれだけ近づけるのかな…。というか、そもそも出場できるのかな…。
腕がキツい
上りの終盤は、珍しく腕がキツくなりました。これは実走を怠ってZwiftばかりやってきたツケでしょうか。今から筋トレしたところで、時すでに遅しですねぇ…。次回(本番?)では、せめて上半身の余計な力みに気を付けようと思います。
コールドシェイドロングスリーブ
今回、パールイズミのコールドシェイドロングスリーブをヒルクライムでは初めて着用してみましたが、なかなか具合が良かったです。スタート地点~ゴール地点で気温差が10℃もある中、かなり快適に走れました。
・灼熱の中でも体が汗でベタ付かない。
・日差しでジリジリしない。
・腕の日焼けの心配が無い
これらはUVカットのアームカバーと同様ですが、それに加えて、以下のようなメリットを感じました。
・灼熱の中でも、腕だけでなく胴体が汗でベタ付かない。
・汗をかいた状態のまま下山しても汗冷えしない。
カバー範囲が広くて良いインナーだと感じました。「ミレー網」とどのように使い分けようか思案中。
一つ難点を挙げるとすれば、袖の素材が伸びにくいこと。そのせいで、着るのに手間取ってしまうし、脇周りのフィット性がイマイチと感じてしまうかもしれません。でもまぁ、着てしまえば気にならないことですし、ライド中の快適さの方が勝ります。オススメ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。