先週日曜日は、望郷ライン・センチュリーライドに参加してきました。
雨の中、ロングライドコースを無事に完走できました。
自分用の覚え書きの意味を込めて、ざっと振り返りたいと思います。
すみません、長くなっちゃうかもです。
■スタートまで
4時に目覚ましをかけていたのですが、だいぶ進んでいる体内時計で3時過ぎに起床。
4時50分にフリード号で出発。下道で5時35分頃に駐車場に到着。
駐車場は舗装のところで良かったです。
涼しいしASもあるのでシングルボトルにしましたが、雨が心配なので、防水のORTLIEBサドルバッグ仕様のままです。
普段よりチューブとCO2ボンベを1本ずつ多く装備。
空いたボトルケージには、レインジャケット収納用のツールケース。
現地は霧雨のような感じでした。路面は完全にウェット。
曇りで朝晩雨という天気予報どおり、日中はやんでくれることを願いつつ、レインジャケットを着込みます。
待ち合わせ場所で会社の自転車クラブのメンバーと合流して、合計5人で会場入り。
スタート30分前の6時半くらいだったと思いますが、既に列が長かったです。
■往路:スタート→AS1(早おき村)
MCのアンカンミンカンが盛り上げてくれる中、7時になり、順次スタートしていきます。
スタート直後に強くなる雨。そうきましたか。。。まぁ、覚悟はしていたので大丈夫です。
スタートして間もなくの『あぐりーむ昭和』で、メンバーと待ち合わせして、隊列を整えて再スタート。
わいわいしゃべりながらのサイクリングで、あっという間にAS1(早おき村)に到着です。
AS1は、復路だけとのことだったのですが、往路でもオープンしていましたね。
往路ではパイナップルケーキが振る舞われていました。
■往路:AS1(早おき村)→AS2(南郷の曲屋)
AS1から最高到達点までは5km程度の上り。あまり練習できていないメンバーは徐々に遅れます。
最高到達点でまた隊列を整えて、今度は5km程度の下り。
レインジャケットを脱いだままだったので、寒かった~。
下りきったところにAS2(南郷の曲屋)があります。
ここでは甚内まんじゅうをいただきました。
野沢菜が入っていて美味しかったです。
■往路:AS2(南郷の曲屋)→AS3(ふれあいの家駐車場)
眺望が利かないコンディションでしたが、南郷からの川沿いのルートはダイナミックな景観を楽しめました。
それも束の間。意外と上るコースで、またしてもメンバーはバラバラに。
下りでは雨が強くなるし、かなり冷えてしまいました。
視界が開けた感じになると、ほどなくしてAS3(ふれあいの家駐車場)。
山賊焼きをいただきました。さすが、名物だけあって安定の美味しさでした。
■往路:AS3(ふれあいの家駐車場)→給水所(サラダパーク)
ちょっとした上り下りを経てサラダパークの近くまでくると、折り返してきたロングライドコースの先頭集団とすれ違い始めました。
サラダパークの横、砂利の空き地が給水所。
トマトベリーは適度な甘み。ぷりっとしていて食感も良くて美味い!
ちなみに、この後、ゴールまで写真はなしです。余裕がなかったのかなぁ…。
■往路:給水所(サラダパーク)→AS4(後閑集落センター)
ここまで、ASで隊列を整えてスタートしていたのですが、2人のメンバーは給水所をスルーして行ってしまった模様。
仕方なく3人でスタートです。
少し上るとすぐに池田トンネル。
トンネル内でもヘッドライトをチカチカさせている人が多かったですけど、チカチカは点灯していることにはなりませんからね、注意した方が良いです。
対向側の目を幻惑させるし、距離感もつかみにくいし、ほんと迷惑。
2つ目の三峰山トンネルを過ぎて下り始めると、折り返してくるローディーもピークに。
上りは結構辛そうですが、復路のことは考えないように下りに集中します。
後閑のAS4(後閑集落センター)に到着すると、まずは通過チェック。
先行していたメンバー2人とも合流できて、温かい水上うどんをいただきます。
トッピングの揚げ玉は消化に悪そうなので自粛。
あと、デザートにりんごを丸々1個。クエン酸で疲労回復を図ります。
そうこうしているうちに、AS4に到着してくる人は全くいなくなってしまいました。
そう、いまAS4にいる人たちが最終組なのでした。
途端にプレッシャーを感じてしまいました。
■復路:AS4(後閑集落センター)→給水所(サラダパーク)
重たくなったお腹で復路のスタートです。
いきなりの難所、三峰山トンネルまでの長い上りですが、まぁ、長いと言っても4.5kmほど。心が折られるほどではありません。
途中、崖の上の民家から、小さい子が手を振って大きな声で応援してくれました。こういうのが嬉しいですね。手を振り返して進みます。
後尾に近いせいか、上りでは先行者をどんどんパスできたりして、こんなことは普段の私のヒルクライムではないことなので、ちょっと嬉しかったりします。
自分のペースで淡々と上ればほどなくして三峰山トンネル。
トンネル内でも先行者をパスしていくのですが、途中でヘッドライトチカチカの人がぴったり付いて来て…。
ミラーに反射して気が散るのなんの。本当にやめて欲しい。
トンネルを出る頃にはいなくなっていましたが、ちぎれちゃったのかな。
三峰山トンネルからサラダパークまでの下り基調の区間は気持ち良かったなぁ…。
この区間、前にも後ろにも誰もおらず、一人旅状態でした。
クラブのメンバーも上りでバラバラ。部長が先行、少し遅れて私。さらに遅れて3人という感じ。
部長はサラダパークの交差点で待っていてくれました。
ここの給水所には寄らずにAS3へ。
■復路:給水所(サラダパーク)→AS3(ふれあいの家駐車場)
サラダパークからAS3へ向かう区間の上りは小さいのですが、確実に脚を削っていきます。
気持ちよく下ると、良い匂いが漂ってきます。
田園プラザの山賊焼きですね。
復路のAS3では、飲むヨーグルトとアイスブルーベリー。
これも人気があるだけのことはあって、とても美味しかった!
■復路:AS3(ふれあいの家駐車場)→AS2(南郷の曲屋)
後続の3人はだいぶ差が開いてしまっただろうということで、LINEにメッセージを入れて部長と2人でスタート。
この区間、ここは正直、舐めてかかっていましたが、復路では牙を剥きましたね。
ダラダラ上りが長い!いや、距離的には多分3kmちょっとなのですが、数字以上に長く感じました。
カーブの先が見えないからなのかな。初めてだと、こういうコースには心を折られますね。
自転車を降りて歩いている人もチラホラ。
AS2に着いた頃にはもう脚パンパン。
左の膝と、右の拇指丘あたりが悲鳴を上げています。
温泉まんじゅうをいただいて、アミノバイタルのパーフェクトエネルギーも補給。
しゃがんでストレッチをしていたら膝は復活した感じ。
■復路:AS2(南郷の曲屋)→給水所(県道沼田赤城線分岐)
さぁ、ここから最高到達点まで5kmの上りのスタートです。
ここは序盤がきつい感じ。
ミドルコースの後尾車をパスして、後尾と思われる青年に『頑張りましょう!』と声をかけます。
『はいっ!』と返してくれて、こちらも元気をもらったりして…。
少し先で、KRYPTON乗りの方とも会話ができました。
何年式だろう…前のモデルのKRYPTONでしたが、白いフレームにパキッとしたロゴはやっぱりカッコ良かったです。
その方も私のKRYPTON号を見かけて意識していてくれたようで。
パスするときの束の間のことでしたが、お話しできて嬉しかったです。
その後、先行していた部長に追いついて、さらにパス。
部長は強いので、こんなことは滅多にありません。
上りの途中に復路だけ給水所が設置されていて、ここまでくるとひと段落な感じ。
アクエリアスの500mlペットボトルを1本いただいて、ほぼ一気飲み。
その横を、部長は『寄らないよー』と先行。
お腹がちょっと重たくなりましたが、いいリフレッシュになりました。
■復路:給水所(県道沼田赤城線分岐)→AS1(早おき村)
最高到達点まで残すところ2.5kmの上り。
再スタートすると、またすぐに部長をパス。
脚がつった~といいながらも止まろうとしない部長。。。やっぱり強い!?
給水所から先の上りはこれまでと較べれば大したことはありません。
最高到達点で部長を待って、バビューンと下ってAS1。
ここの採れたて野菜がワタクシ的にはナンバーワンでした!
とうもろこしとか、トマトとか、糖度が高くて本当に旨かった!
■復路:AS1(早おき村)→ゴール
さぁ、ゴールまであと4kmほど。
途中、トラックが追い抜いていきましたが、近くてヒヤリ。
後ろの部長も吸い込まれそうになったと言ってました。
しかも、路肩にたまった土を巻き上げて多量の土煙が発生。
アイウェアを外していた私は、もろにそれを食らって目がショボショボに…。
こっちは端っこを一列で走っていたのに、もう少し気を使ってくれてもいいのになぁ…。
でももうゴールはすぐそこ。。気を取り直して進みます。
総合運動公園に入って坂をダンシングで上っていくと、アーチ手前でスタッフが拍手で迎えてくれたり、アーチの先には利根商の野球部員がずらりと並んでハイタッチをしてくれたり。
感動的な瞬間でした。
体育会系男子のハイタッチはガシッと重くていい感じでしたね!
KRYPTON号、おつかれさま!
■ゴールしてから
完走証をいただいて、アンケートに答えて景品をいただいて、さらに、おもてなしのテントで舌鼓を打ちます。
みそパン、ピリ辛玉こんにゃく、スイカ、こんにゃくコーヒーゼリー、おやき、トマトベリー…。
ゴール後にこんなにおもてなしがあったとは!
しかし、後続のメンバーがゴールするのを待つ間、悲しいかな徐々に品切れに…。
そういえば、早くゴールすれば、つきたての餅もあったらしいです。
ゴールが遅くなればなるほど、悲しい感じになっちゃうのかな。
30分位待つと、後続のメンバー3人が無事にゴール!
メンバー全員がトラブルなく完走できて本当に良かった!
記念に集合写真を撮っていただいて解散となりました。
だらだらと長くなってしまいましたね。すみません。まとめます。
■雨天走行
雨の中、こんなに走ったのは初めてでした。
レインジャケットを買っておいて本当に良かったです。
しかし、マメに着るようにしないとダメですね。
雨の下りを舐めてかかったらいけません。
体が冷えてしまうとパフォーマンスもモチベーションもがた落ち。
上りでは暑くて蒸れて脱ぎたくなりますけど、脱いだら下る前に着るようにしないと。
泥だらけになったKRYPTON号。
帰宅後、暗い中で洗車しました。
チェーンは、水置換スプレーを吹いて拭き取って…を2回ほどやっておいたけど、応急処置としてはまぁ良かったみたいです。
今日は少し時間をかけてメンテしました。
ZONDAもばらしてハブのグリスアップ。
ORTLIEBのサドルバッグは、さすがの防水性能を発揮してくれました。
外側は後輪が跳ね上げた水と砂をもろに受けて、ひどいことになっていましたが、浸水の痕跡はまったくありませんでした。
そして、サドルバッグのおかげで、サドルの裏側も意外ときれいでした。
ウェアも泥はねで染みだらけになったわけですが、息子たちが野球をしていた頃の泥汚れ用洗剤が残っていたので、捗りました。
走行前に防水スプレーを吹いておけばもっと良かったかな。
アイウェアは最初はかけていましたが、雨滴が鬱陶しいので途中で外しました。
サイクリングキャップが良い仕事をしてくれて、つばのおかげで、アイウェアが無くても雨滴が目に入るのを防げました。
■サドルは快調!
Alianteにしてから初のロングライドとなりましたが、尻や股の痛みは発生せず!
これって私にとってはスゴイことなのです!
ロングライドは、痛みが心配で尻込みしがちなので、かなり自信になりました。
■ガーミンはASで電源OFF?
節電のため、ASではタイマーSTOP&電源OFFするようにしていたのですが、あとで振り返るとこれはイマイチでした。
再STARTしようとしたときの立ち上がりが遅いし、標高がずれてしまう。
これのせいか、獲得標高の値がなんかおかしい感じ。
というか、台風10号が近づきつつあったこともあって、気圧を元に計算する斜度も終始おかしな値を示していましたね。
メンバーの510Jも520Jも同じ感じだったようです。
■練習不足
練習していないと衰えるというのを目の当たりにしました。
速いはずの先輩が上りで遅れていったり…。
平坦は何とかなっても、上りはやっぱり練習量がモノを言うようです。
■隊列走行
クラブで参加したイベントでしたが、復路は完全にばらけてしまいちょっと残念でした。
ヒルクライムレースであれば、スタート前、ゴール後の集合だけ話をしておけば良いのですが、今回のようなイベントの場合、もう少し事前に決めておくべきだったかな…と。
ASで隊列を整えるやり方だと、先着は冷えてしまうし、後続は休憩が短くなってしまうし…。
ずっと隊列で走った方が良かったのかな…。
■まとめ
望郷ラインは、想像以上にヘビーなコースでした。
コースマップで平坦っぽく見える区間でも、実はアップダウンがあったりするので、用心しておかないといけません。
ダラダラ上る区間も長いので、ペース配分を考えないと早々に終わってしまいますね。
ASやゴール後のおもてなしでいただいた食べ物はぜんぶ美味しかったです。
美味しいものでお腹いっぱいになったし、体重も増えていたし。(^^;
これを考えると6,300円の参加費は安いもんですよね。
天気がよければ食レポしたかったのですが、雨の中では写真を撮る気になれませんでした。
ちなみに、復路の川場AS3では、後続の仲間が到着したときにはアイスブルーベリーや飲むヨーグルトは品切れだったらしいです。
誰かが2人分とってしまうとか、あったんでしょうねぇ…。こういうのは良くないなぁ。
まぁ、エネルギー補給という意味では、どこのASでもバナナが潤沢にあったので心配なしです。
というわけで、悪天候の中、ヘビーな110kmライドでしたが、本当に楽しめました。
来年もぜひ参加したいと思います!
長いのに、最後まで読んでくださってありがとうございました。