HUEZ号のケーブル交換

LOOK 785 HUEZ RSのケーブル交換を行いました。カラーも変更してイメチェンです。

2年経過

ケーブル交換は年に1回ペースで行うのが通例の私ですが、気が付けば 前回の交換から2年も経ってしまいました。昨今のコロナ禍で実走機会が減ったこともあり、この2年間のHUEZ号は走行距離こそ3,150 kmと少ないものの、そろそろ交換しておきたいところです。

乗っている感じでは全く問題はないのですが、目を皿のようにして確認したら、リアブレーキのアウターに小さな亀裂を発見!ストレスが加わりやすいフレーム入口付近です。前回交換時、リアブレーキのアウター長やルーティングがいまいちだったようです。

バーテープも表面がポロポロと剥離を始めていたので、交換にはちょうど良いタイミングとなりました。

日泉ケーブルの使用感

さて、2年間使った日泉ケーブルですが、最後まで引きの軽さは相変わらずでした。加えて、シフト調整が殆ど不要だったことは、本当に素晴らしいことだと思います。今回も迷うことなくリピート確定です。

今回の交換のテーマ

2年ぶりのケーブル/バーテープ交換ですから、ぼんやり考えていたことを行動に移したいと思います。

ケーブルルーティング

HUEZ号のケーブルは、リアブレーキのルーティングが鬼門。どんなルーティングをしても、フレーム入口付近にストレスが集中しやすいのではないかと思います。その上、前述のように前回は、ちょっと短すぎたようです。今回は、前回の失敗を踏まえて、改善したいと思います。

イメチェン

アウターケーブルもバーテープも、これまでのカラーは気に入っていました。

違和感を覚えたのは、ゴールドのチェーン(KMC X11SL)を使い始めた頃でしょうか。車体全体を見たときのチグハグ感。センスも何もない人間ですが、気になりだすとダメなんですよねぇ…。それでもまあ、次回のチェーン交換までだからいいか…と思っていたのですが。

しかし、X11SLのことは、ゴールドのカラーも含めて気に入ってしまいまして、次のチェーン交換の時も、きっとリピートすることになりそう。それならいっそのこと、この機会に差し色ゴールド系にトライしてみようかな…となりました。

さて、どうなるでしょうか。

買ったもの

ケーブル

日泉ケーブルで、アウターはクリアーゴールドを選択。

小物

SHIMANO謹製のケーブル小物。

インナーキャップはスクリュー式を使うので、差し色ゴールド系で。

バーテープ

こちらもリピートのSPACAZ SUPER STICKY KUSH(スパカズ スーパースティッキークッシュ)です。スターフェードのゴールドを選択。

ベル

実は、ケーブルルーティングをいまいちにさせている原因の一つは、ベル。
このGIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)のベルは気に入っていて、代々のロードバイクで使ってきました。コンパクトで目立たないのが良いのですが、ハンドルをクランプする部分に厚みがあることが残念なポイント。このせいで、微妙にアウターケーブルをしならせてしまうのですね。

そこで今回は、前から気になっていたKnog Oi(ノグ オイ)のブラスを買ってみました。これなら、クランプ部分がケーブルを通せる構造になっているので。カラーはブラスを選択。

交換作業

HUEZ号のケーブル交換は、まだ2回目、それも2年ぶりということで、色々やらかしてしまいました。そんなところだけピックアップします。

【失敗1】フロントシフトのライナーを抜いてしまった

シフトケーブルがフルライナーであることは覚えていたので、安心しきってササッとインナーを抜いてしまったんですね。気付いたときには、ライナーごと抜けてしまっていました。そーっと戻してみたのですが、BB周りを抜けてFD付近の穴から出てきてくれるはずもなく。。。

意を決して、BBを外すことにしました。BBはスレッドフィット式です。アタッチメントを介してBB工具で回せばよいのですが、BB工具は1本しかありません。片側はアタッチメントを手で押さえるだけで試してみると…、ヌルっと回ってくれました。

BBを外してしまえば、ライナーを通すのは難しくありません。

せっかくの機会なので、BB周りのメンテをして戻しました。スレッドフィットは楽で良いですね。

【失敗2】リアブレーキのライナーを通し忘れた

リアブレーキはライナーが入っていないので、インナーを抜く前にライナーチューブを通すのが通例だったのですが、すっかり忘れてしまいました。まあ、トップチューブの前から後ろに通すだけなので、リカバリーも簡単ですが、異音対策用のモコモコのライナーチューブが入っていることを忘れないように注意が必要ですね。

【失敗3】リアシフトの出口を通すのに難儀

これは失敗というか、ただ単に難儀したという話です。前回も難儀しましたが、今回は前回以上に難しかったです。

最終的には、普通に車体をスタンドに立てた状態で、ゆっくりインナーを通したらスルっと出てきてくれましたが本来、どうやるのが正解なのかな。

完成

色々ありましたが、無事に完成しました。

ケーブルルーティング

こんな感じに変更しました。画像:下が今回の交換後です。


リアブレーキは、長めにすると共に、シフトケーブルの前を通すように変更しました。これなら、ハンドルを切っても余裕がありますし、静止状態でハンドルの向きを変えてしまおうとする力も、かなり弱まったと思います。完璧とまではいかないけど、及第点かな。もう少し微調整すればハンドルはピタッと止まると思いますが、ケーブルの馴染みで変化するかもしれませんしね。長期的に様子を見て、次回の交換時には完璧を目指したいと思います。

イメチェン

ケーブルは、チェーンよりは若干明るいゴールドだったけど、まあ合っているかな。おっと、下の写真は、まだインナーキャップがとりあえずのブラックのままでした。


バーテープは、スパカズにしては地味なゴールドでしたね。 画像:右が今回の交換後です。

でも、Knog Oiのブラスとはマッチしている感じ。

このベル、造形がシンプルでスッキリしますね。ケーブルの邪魔をしないところも、狙い通り。音は、余韻が長いところが気に入りました。

色見に若干のチグハグ感が無きにしも非ず…ですが、こちらも及第点。自己満足です。良い気分転換になりました。

まとめ

というわけで、この仕様でしばらくいきます。

私のように、コロナ禍で実走機会が減っている方も多いと思います。走行距離によらず、点検と整備はしっかりやりましょう!安心安全な自転車ライフを!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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投稿者: katsu

職業: 金融系SE 好きな音楽: YMOとその周辺/サカナクション/アンビエント ウェブサイトURL: https://www.ktktmt.com 一言: シンセ(JUNO-106, CS-5, V50) / MTB(MuddyFox 1991) / バス釣り / 写真(K100D)…、 最近はロードバイク(ARGON18 KRYPTON 2015 & Corratec FORCIA CA+ 2012)にハマってます。モノが好きなのでいつも物欲沼に埋もれてます。

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