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2年経過
ケーブル交換は年に1回ペースで行うのが通例の私ですが、気が付けば 前回の交換から2年も経ってしまいました。昨今のコロナ禍で実走機会が減ったこともあり、この2年間のHUEZ号は走行距離こそ3,150 kmと少ないものの、そろそろ交換しておきたいところです。
乗っている感じでは全く問題はないのですが、目を皿のようにして確認したら、リアブレーキのアウターに小さな亀裂を発見!ストレスが加わりやすいフレーム入口付近です。前回交換時、リアブレーキのアウター長やルーティングがいまいちだったようです。
バーテープも表面がポロポロと剥離を始めていたので、交換にはちょうど良いタイミングとなりました。
日泉ケーブルの使用感
さて、2年間使った日泉ケーブルですが、最後まで引きの軽さは相変わらずでした。加えて、シフト調整が殆ど不要だったことは、本当に素晴らしいことだと思います。今回も迷うことなくリピート確定です。
今回の交換のテーマ
2年ぶりのケーブル/バーテープ交換ですから、ぼんやり考えていたことを行動に移したいと思います。
ケーブルルーティング
HUEZ号のケーブルは、リアブレーキのルーティングが鬼門。どんなルーティングをしても、フレーム入口付近にストレスが集中しやすいのではないかと思います。その上、前述のように前回は、ちょっと短すぎたようです。今回は、前回の失敗を踏まえて、改善したいと思います。
イメチェン
アウターケーブルもバーテープも、これまでのカラーは気に入っていました。
違和感を覚えたのは、ゴールドのチェーン(KMC X11SL)を使い始めた頃でしょうか。車体全体を見たときのチグハグ感。センスも何もない人間ですが、気になりだすとダメなんですよねぇ…。それでもまあ、次回のチェーン交換までだからいいか…と思っていたのですが。
しかし、X11SLのことは、ゴールドのカラーも含めて気に入ってしまいまして、次のチェーン交換の時も、きっとリピートすることになりそう。それならいっそのこと、この機会に差し色ゴールド系にトライしてみようかな…となりました。
さて、どうなるでしょうか。
買ったもの
ケーブル
日泉ケーブルで、アウターはクリアーゴールドを選択。
小物
SHIMANO謹製のケーブル小物。
インナーキャップはスクリュー式を使うので、差し色ゴールド系で。
バーテープ
こちらもリピートのSPACAZ SUPER STICKY KUSH(スパカズ スーパースティッキークッシュ)です。スターフェードのゴールドを選択。
ベル
実は、ケーブルルーティングをいまいちにさせている原因の一つは、ベル。
このGIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)のベルは気に入っていて、代々のロードバイクで使ってきました。コンパクトで目立たないのが良いのですが、ハンドルをクランプする部分に厚みがあることが残念なポイント。このせいで、微妙にアウターケーブルをしならせてしまうのですね。
そこで今回は、前から気になっていたKnog Oi(ノグ オイ)のブラスを買ってみました。これなら、クランプ部分がケーブルを通せる構造になっているので。カラーはブラスを選択。
交換作業
HUEZ号のケーブル交換は、まだ2回目、それも2年ぶりということで、色々やらかしてしまいました。そんなところだけピックアップします。
【失敗1】フロントシフトのライナーを抜いてしまった
シフトケーブルがフルライナーであることは覚えていたので、安心しきってササッとインナーを抜いてしまったんですね。気付いたときには、ライナーごと抜けてしまっていました。そーっと戻してみたのですが、BB周りを抜けてFD付近の穴から出てきてくれるはずもなく。。。
意を決して、BBを外すことにしました。BBはスレッドフィット式です。アタッチメントを介してBB工具で回せばよいのですが、BB工具は1本しかありません。片側はアタッチメントを手で押さえるだけで試してみると…、ヌルっと回ってくれました。
BBを外してしまえば、ライナーを通すのは難しくありません。
せっかくの機会なので、BB周りのメンテをして戻しました。スレッドフィットは楽で良いですね。
【失敗2】リアブレーキのライナーを通し忘れた
リアブレーキはライナーが入っていないので、インナーを抜く前にライナーチューブを通すのが通例だったのですが、すっかり忘れてしまいました。まあ、トップチューブの前から後ろに通すだけなので、リカバリーも簡単ですが、異音対策用のモコモコのライナーチューブが入っていることを忘れないように注意が必要ですね。
【失敗3】リアシフトの出口を通すのに難儀
これは失敗というか、ただ単に難儀したという話です。前回も難儀しましたが、今回は前回以上に難しかったです。
最終的には、普通に車体をスタンドに立てた状態で、ゆっくりインナーを通したらスルっと出てきてくれましたが本来、どうやるのが正解なのかな。
完成
色々ありましたが、無事に完成しました。
ケーブルルーティング
こんな感じに変更しました。画像:下が今回の交換後です。
リアブレーキは、長めにすると共に、シフトケーブルの前を通すように変更しました。これなら、ハンドルを切っても余裕がありますし、静止状態でハンドルの向きを変えてしまおうとする力も、かなり弱まったと思います。完璧とまではいかないけど、及第点かな。もう少し微調整すればハンドルはピタッと止まると思いますが、ケーブルの馴染みで変化するかもしれませんしね。長期的に様子を見て、次回の交換時には完璧を目指したいと思います。
イメチェン
ケーブルは、チェーンよりは若干明るいゴールドだったけど、まあ合っているかな。おっと、下の写真は、まだインナーキャップがとりあえずのブラックのままでした。
バーテープは、スパカズにしては地味なゴールドでしたね。 画像:右が今回の交換後です。
でも、Knog Oiのブラスとはマッチしている感じ。
このベル、造形がシンプルでスッキリしますね。ケーブルの邪魔をしないところも、狙い通り。音は、余韻が長いところが気に入りました。
色見に若干のチグハグ感が無きにしも非ず…ですが、こちらも及第点。自己満足です。良い気分転換になりました。
まとめ
というわけで、この仕様でしばらくいきます。
私のように、コロナ禍で実走機会が減っている方も多いと思います。走行距離によらず、点検と整備はしっかりやりましょう!安心安全な自転車ライフを!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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