昨年末にホイールを買ってしまいました。
ヒルクライム用としては TOKEN C22A を持っています。上級機材を凌駕するほどの軽量ホイールで、使っていて特に不満もありません。しかし、心の中にはこれがゴールではないというモヤモヤした気持ちがずーっとありまして、いつかは BORA か R-SYS あたりを手に入れなければ終わらないのだろうな…と覚悟だけはしていたのですが…。
WheelRightで注文
そのR-SYSがオープンしたばかりのWheelRightで119,999円と、なかなかのお値段!しかも通常6,900円かかる送料が無料! 3日間ほど考えてみましたが物欲は勢いを増すばかり。欲しい時が買い時!ということでポチ!2019年12月16日のことです。
WheelRightから荷物が届くまで
注文から4日後の 12月20日、「出荷完了」のメールが届きました。台湾からのEMSで発送され、トラッキング番号も掲載されています。トラッキング番号がなかなか追跡システムに反映されないのでメールで問い合わせてみましたが、日本語サポートもあり、とても親切に対応してもらえました。
国:台湾 [CN] -> 日本
目的地:
2019-12-28 11:42, GUMMA, GUMMA, 370-3599, Final delivery
2019-12-27 00:00, INTERNET/IVR, A request for re-delivery was received., Scheduled delivery date:Dec 28 AM
2019-12-26 00:00, GUMMA, GUMMA, 370-3599, Absence. Attempted delivery.
2019-12-26 07:27, GUMMA, GUMMA, 370-3599, Processing at delivery Post Office
2019-12-25 16:07, TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Departure from inward office of exchange
2019-12-25 04:30, TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Held by import Customs
2019-12-25 02:34, TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Arrival at inward office of exchange
2019-12-23 13:27, TAIWAN, TAIPEI INT AMF, Dispatch from outward office of exchange
発送元:
2019-12-28 11:42, 投遞成功
2019-12-26 13:41, 投遞不成功, 未妥投原因:不在, 後續處理方式:今天再(試)投
2019-12-26 07:27, 到達寄達國投遞局
2019-12-25 16:07, 日本, 離開寄達國互換局
2019-12-25 04:30, 日本, 海關查驗, 留置原因:正在送驗
2019-12-25 02:34, 日本, 到達寄達國互換局
2019-12-23 13:27, 國際航空郵件科, 已出口-資料詳如右方, 目的國:日本, 目的互換局:TOKYO,
追跡できるようになったのは発送の連絡から3日後でしたが、その後は順調に進みました。台湾は近いですね。消費税を用意していたのですが受取時の支払いはなし! 郵便局員さんに思わず確認してしまいました。サイトをよく確認してみたら、税金もWheelRightが負担なんですね。これは素晴らしい!
開封~重量測定
思ったよりも大きな段ボールで届きました。 中にはホイール1本ずつの段ボール箱が入っていました。
ぐへへ、カッコいい!
付属品も揃っているし、良かった良かった。
取り急ぎ、お約束の重量測定をしましょうか。
F: 0.980 kg / R: 1.295 kg で合計: 2.275 kg。
うーむ、何か重い気が…。
ちなみに、TOKEN C22A + GP4000S2(23c)は、
F: 0.940 kg / R: 1.115 kg で合計: 2.065 kg。
やっぱり、C22Aの方が軽いし。これは無駄遣いしちゃったか!?
タイヤ・チューブ交換
思わぬ重量で意気消沈しかかりましたが、冷静に調べてみるとMavicのチューブはかなり重いようですね。いつものミシュランに取り換えてしまいましょう!
…と、ここでようやく気付きましたが、タイヤが。。。
これ、前後の区別がないイクシオン プロ(YKSION PRO)ですね。たしか、WheelRightの商品説明ではグリップリンク/パワーリンクだったはずですが…。まいっか、買い置きが2本残ってるし、タイヤもGP4000S2に交換しちゃいましょう!
期せずしてC22Aと条件が揃いました。 (C22Aの方がタイヤがいくらか減っていますが。)改めて重量測定してみます。。
F: 0.895 kg / R: 1.115 kg で合計: 2.010 kg。
C22A-55 gですね。ほっ。何か、ボロい量りのせいで誤差がだいぶ出ているような気がしないでもないですが、あまり追及しないことにします。 (^^;
ホイール単体での重量も測定しました。
F: 0.577 kg / R: 0.788 kg で合計: 1.365 kg。
Mavicの公表重量は以下の通り。
F: 0.555 kg / R: 0.740 kg で合計: 1.295 kg。
まぁ、こんなもんでしょう。
インプレ
さて、HUEZ号に装着して約300 kmほど走りました。まだ慣らし中ですが 第一印象を書いておきます。
これはチートか!?
ファーストライドは、違いが分かるように普段良く走るコースを選んだのですが、上りのSTRAVAセグメントでいきなりPRが出ました。ただのアドレナリン効果かもしれませんが…。まぁそれでもいいですけどね。
乗り心地
期待以上だったのは乗り心地です。これならロングライドにも使いたくなりますし、尻に優しくないLiteFlyでも苦にならないかもしれませんね。
横剛性
逆に、少し気がかりなのは横剛性です。自転車に装着した状態で、手でリムを押すと結構たわみます。でもまぁ、ダンシングをしてもシュータッチはしていないようですし、ローハイトな軽量リムを考慮すれば十分なのかもしれません。
エグザリット
私、エグザリットは初めてです。Mavicが言うには 500 km程度の慣らし運転が必要とのことで、ようやく慣らしが半分過ぎたか…というところです。ブレーキは早め弱めを意識していますが、閾値を超えるとギャン鳴きしますねぇ…。
もちろん、ブレーキシューは付属してきた純正のものを使用しています。ブレーキシューチューナーを使ってトーイン調整済ですが鳴きます。減りっぷりもなかなかで、走行後に消しゴムのような削れカスを見て驚愕しました。予備のシューを常備したくなりますね。(純正は高いのでOEM元っぽいヤツにしちゃおうかな…。)最近は、鳴きも減りも治まってきた気がしないでもないですが、これは閾値を体が覚えたおかげかも知れません。
ハルヒルで本領発揮なるか?
ひとまず、こんな感じです。R-SYSが本領を発揮してくれるのは、春先のハルヒルの試走からかな。慣らし運転はそれまでには終わるでしょう。思い切って買って良かった~!と思えるように、自己ベスト更新を目指したいと思います。ダメだったら、齢のせいにします。(^^;
とりあえず、現時点ではホイールへの物欲はゼロです。めでたいことです。