久しぶりの投稿になってしまいました。コロナ禍のニューノーマルな生活にもだいぶ慣れ、自転車などなど、それなりに楽しんでおります。
さて、今回は『日本懐かし自転車大全』という本をご紹介したいと思います。
表紙を見た瞬間にやられて衝動買いしました。(^^;
自分も小学生の頃に乗っていたんですよねー。フラッシャー付き自転車。「エレクトロボーイZ」という名前も、しっかり記憶していました。
本書によると、私が乗っていたのは、「エレクトロボーイZ ブラックマスク」という1974年頃までのモデル。フラッシャーに飽き足らず、スピードメーター、折り畳み式の後カゴ、バックミラーもオプション装着してもらっていました。まさに満艦飾でしたね。本書に掲載されていた実車の写真も、ほぼ同じ仕様でした。
高いのに、親父に我がままを言って買ってもらったのは、多分、1978年か1979年頃。販売時期からちょっと外れていますが、お店で売れ残っていたようですね。
そういえば、、、
その2年ほど前に一代前の自転車を買ったときに既に、この「エレクトロボーイZ」はお店に飾られていて、一目ぼれしていたのでした。
その時に買ってもらった自転車よりも、お店で見た「エレクトロボーイZ」への憧れが募る日々。
そして2年後、身長も伸び、満を持して向かったお店で、ラッキーなことに、まだ売れ残っていた「エレクトロボーイZ」と再開、「これがいい!」と即決!
お店のおじさんが「ちょっと古いモデルなんですけどねぇ…」と申し訳なさそうな顔をしていたっけ…。
そんなエピソードが脳裏に蘇ってきました。
クルマに積んで自宅へ帰る道すがら、親父が「早速、試運転しなくちゃだな~」とニコニコしていた様子も。
懐かしすぎて、泣けてきます。
撮り鉄だった少年時代の私は、自転車であちこち遠征していました。重い「エレクトロボーイZ」にフロントバッグを付け、重いカメラ機材を積んで…、さすがに元気でしたねー。でも、残念なことに、自転車の写真は残っていません。自転車にも相当入れ込んでいたのに、被写体としては鉄道しか興味がなかったのかな…。
やがて、中学生になる頃には身長もさらに伸び、次の愛車ロードマンに乗り換えて行くのでした。。。
エレクトロボーイZ ⇒ ロードマン ⇒ ルマン・スポルティーフ ⇒ マディフォックス(これはまだ現役)
と、昭和から平成にかけて乗り継いできた愛車達。
この本に全部載っていましたよ!
詳細なモデルは違えど、写真を見れば、あー、こんな感じ!と。
穴のあくほど眺めていたブリジストンの用品カタログも、抜粋ですが紹介されていました。
昭和生まれのおじさん・おばさんにとっては、必ず楽しめる本だと思いますので、ぜひ!
ムック本ですが、よくある自転車本と同じA5判 (148mm ×210mm) ですので、書店で探す場合は気をつけてくださいね。
読んでいたら、ロードバイクにウインカーを付けたくなってしまいました。(^^)
↓これ、いいな~。。。