昨日はZwiftで気持ちよく追い込みすぎたし、家の用事もあるので、今日はノートレ。
すっかり遅くなってしまいましたが、第34回ぐんまマラソン(2024/11/03)の振り返りをしておこうと思います。。
目標
初フルマラソンとなった昨年のぐんまマラソンでは、サブフォーまであと6分(グロスタイム)という結果でした。今年は、出走するならサブフォー達成したいという思いが勿論ありました。
しかし、今年は色々な事があって完全に準備不足。平日の朝ラン(6~7.5km)こそやってきましたが、それ以外には10km~12km程度のランを数回のみ。本番1か月前に帯状疱疹になった時には、DNSを覚悟しました。出走できるだけで御の字、サブフォーは来年の目標にして、今回はまた完走を目指そう、という感じでした。
前日(2024/11/02)
ウェア類の準備は早々に済ませました。
NIKEエアロスイフトのタンクトップとタイツ、キャップ、RxL EVO-FSGとカーフカバー、OAKLEY RACING JACKET。シューズはレース本番用に買っておいたNIKE VAPORFLY 3。本番前に40kmほど履き慣らしました。ウォッチはGARMIN FOREATHLETE 745です。あと、補給食携帯用に、NATHAN Zipster
午後、iPhoneの写真が溜まっていたのを思い出してPCに取り込んだり。ついでにiTunesでiOSのアップデートも仕掛けてしまったのですが、どハマり。結果としては、MSストア版iTunesではなく、AppleからダウンロードしたiTunesを使用することで、何とか復旧。しかし、工場出荷状態へリセット~iTUnesバックアップからの復元となったので、細かい部分の設定が所々で初期化されていて、大変な目に遭いました。(まあ、おかげさまで全く緊張する暇もなく過ごせましたが。。。)
ともあれ、普段通り、22時過ぎには就寝。
当日(2024/11/03)
起床~レース前
4時頃からウトウトしつつ粘り、5時のアラームで起床。
Garmin Connectの睡眠スコアは67、Body Batteryは65。普段より睡眠時間が少ないので、まあ、こんなもんでしょう。
その時間帯、外気温は16℃くらいでした。寒くはないのですが、風の音がするのが気になるところです。
朝食はコッペパン2つ。(後から思えば食べ過ぎでしたねぇ…。)
トイレでの軽量化は順調ですが、トイレ後体重は64.65kg(前日+0.70kg)。自転車でもマラソンでも、レース本番日に早起きすると体重がこんな感じで増えるのですが、要因はトイレ(小)の回数とかなんですかねぇ…。
皮膚の保護は、自転車用のシャモアクリームを股周りと乳首に塗っておきました。シャモアクリームはワセリンほど汗で流れないので使いやすいです。私が気に入って使っているのは、モーガンブルーのSOLIDです。
6:37に家を出て、25分ほどで指定駐車場の前橋合同庁舎エリアに到着。
ここから会場までは昨年同様、シャトルバスです。
昨年は席に余裕がありましたが、今年は満席になるまで詰め込まれました。マラソンランナーは大抵スリムなのでストレスはありません。
だいたい15分ほどで正田スタジアムに到着。
参加賞を受け取って、前日の雨で濡れた芝生は避け、トラックの乾いた部分を探して支度。
会場で、こんなリボンを配布していたので、タンクトップの胸に付けておきました。
整列前の補給は、羊かん、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、アミノバイタルGOLD、エキストラオキシアップ、アミノバイタルGOLD 2000ドリンク。(朝食をお腹いっぱい食べたので、羊かんは要らなかったな…。)
ちなみに、レース中の補給プランは昨年と同様です。7kmごとに、アミノバイタルアミノショットを摂るのに加え、給水所は積極的に利用します。
整列時間が近づいたので、荷物を預けてトイレ(小)も済ませました。
メインスタジアムのトラックで軽く様子見。
変な痛みや違和感はないのですが、GCTバランスが崩れ気味。
普段であれば、こんなときは腰や尻に両手を添えて走ると矯正されるのですが、この日は整わず。一抹の不安が残りますが、ここで消耗しても仕方ないのでトラック一周弱で切り上げました。(今思えば、ストレッチが足りなかったな…。)
Bブロックの前の方に整列。
昨年のCより前のブロックになれたのは良いですが、今年はスタートがウェーブ制。第1ウェーブ(S, A, B)、第2ウェーブ(C, D, E)が5分差でスタートします。これ、第1ウェーブの最終ブロックより、第2ウェーブの先頭ブロックの方がグロスタイムは良くなりそうですよね?なんか、モヤモヤしました。
レース本番
8:55に号砲が鳴り、スタート!私がスタートラインを通過したのは、1分7秒後でした。
R17に出るとペースが落ち着いてきます。しかし、やはり、昨年のCブロックとは周囲のスピード感が全く違いました。私の目安は5:30/kmなのに、周りにつられて5:15/km位のペースで入ってしまった模様。それでもガンガン抜かれます。
スタート直後から左膝に違和感。さらに、5kmを過ぎた辺りからは、胃がムカムカして気持ち悪くなってしまいました。朝食や補給で固形物を食べ過ぎてしまったのが原因でしょう。ゲップがゲロの匂いがしました(汚くてスミマセン!)。
スタート直後のこれらの違和感や気持ち悪さは、いつしか治まったのですが、身体は色々な部位が次々に悲鳴を上げてきました。左の中殿筋がカチコチに凝り固まっているし、右肩は痛んで腕が上がらない感じに…。
そんな中でも、VF3に助けられ、20km辺りまでは平均5:20/kmのペースをキープできていました。
高崎の環状線から左に折れ、30kmを過ぎた辺りからは向かい風との闘いになり、平均ペースも、じわりじわりと増え始めました。なるべく人の後ろに着いて温存。
右肩がとにかく痛くて、何度も給水所のかけ水で冷やしました。ボランティアさんがかけてくれるところもあったのですが、サービス満点なかけっぷりでシューズもぐっしょり濡れてしまうなど。
35km辺りからは、残りの距離数とペースでゴールタイムを計算していました。前半に頑張って貯金できたおかげで、この先キロ6分程度に落としても、サブフォーに手が届きそうなのです。それからは、FA745の平均ペースを何度も何度もチェックしました。
私にとって最大の関門は、終盤に待ち受けている利根川CRや中央大橋のアップダウンです。特に、下り坂での着地衝撃は疲弊した脚にとどめを刺しに来ます。でも、昨年、それを知ることが出来ていたので、ペースダウンで対峙できました。
県庁前を折り返し、国体道路に入る頃にはサブフォーを確信できました。脚は中殿筋、脹脛、ハムストリングス、腸脛靭帯…と全てがパンパンな感じになっていましたが、最後の最後はキロ5を切るペースまで上げてゴール!
レース後
荷物を受け取り、速報値をチェックしてみました。
グロスタイムは3:54:41、ネットタイムは3:53:34。
後日の確報値でも変わらず。
ちゃんと、サブフォー達成できていました!
帰りのシャトルバスは、また満席まで詰め込んで出発。東部バイパスから左折すべき信号を右折したので心配してしまいましたが、健康科学大学に車を停めた人が乗っていると、そちらも経由する仕組みなのでした。30分ほどかかって、合同庁舎エリアに到着となりました。
気付き
脚は、階段を下りるときに脹脛やハムストリングスが痛んだりしましたが、翌日からZwiftを、翌々日からは朝ランも再開して疲労抜きを進めました。数日後、実は外側広筋が痛むことに気づいたのでした。腿の外側の筋肉です。
そういえば最近、シューズの外側の減りが気になっていたのでした。踵部分が少しなら気にしないのですが、シューズ前方は、母指球よりも小指球の外側寄りが減ってしまっているのです。以前は母指球周りが減っていたのですが…。
これは、以前履いていたZOOM FLY 3(走行742km時点)のソールです。
前の方は、外側も若干、減ってはいますが、母指球周りが最も減っています。
ネットで色々と調べたところ、その要因は内転筋の筋力不足などが考えられるらしいのですが、私の場合は、そもそも、母指球過重を意識できていない…というか、逆に小指球側に過重してしまっていたな…と。これは、ランだけでなく、日常生活全般でのことです。例えば、歯磨きするときなどでも、気付くと足の小指に力を入れて立っていたり。
その原因には心当たりがあります。私、足の小指が伸ばせないという小さなコンプレックスがあって、最近のある時期、意識して小指を使うようにしていたのですね。それが、どうやらランニングフォームにも影響を与えてしまっていた模様。
というわけで、このことに気づいてからは、朝ランのスタート前に何回かランジをやって、母指球過重を意識するようにしています。朝ランのペースは、キロ5程度からキロ5分半程度に落ち込んでいたのですが、母指球過重を意識するようになってからは、ペースが戻りつつあるように思えます。
普段のトレーニングではなかなか知ることができませんが、フルマラソンとなると、このような問題が浮き彫りになりますね。問題から原因を仮定し、打った対策が結果に繋がったりすると本当に面白いな…と思います。
以上、すっかり遅くなってしまいましたが、2024年のぐんまマラソンの参戦記でした。
一応、今日の指標だけ載せておきます。CTL/ATL/TSB = 69/68/1