私、視力は良いのですが、若い頃から遠視の傾向がありまして。五十路を回った今では、徐々に老眼が進んでおります。今のところ、細かな物を見るときにだけ+1.0の老眼鏡をかける程度です。サイクリングには老眼鏡は不要でしたが、もうそろそろ限界。サイクリング用に良さそうな老眼鏡を見つけたので紹介したいと思います。
私が使っている老眼鏡
私が使っている老眼鏡をいくつかご紹介します。
クリックリーダー
まず、エースの座についているのはクリックリーダーです。
火野正平さんがNHK BSプレミアム「日本縦断こころ旅」で使っているのを目にされた方も多いでしょう。 ネックホルダー式で 、左右のレンズの間にマグネットがあり、カチっとつけ外しができます。使わないときには首にかけておけば良いので、 頻繁に着けたり外したりする場面では、大変重宝しています。仕事や、字の読み書きが想定される外出時にはコレです。
100均の老眼鏡
100円ショップの老眼鏡も侮れません。
色々なタイプがあります。店頭に並んでいる時点でレンズに傷が入っているものが多いのがアレですが、状態の良いものであれば普段、ちょっと使う分には十分です。家では、100円ショップのものを使うことが多いです。
特に、上の写真のものはケース付きでコンパクトなので、自宅の各所、クルマのダッシュボード、カバンの中に配備しています。(これまでに何個買っただろう…。)
ロードバイクと老眼鏡
ロードバイクに乗っている分には、これまで老眼鏡の出番はありませんでした。Garmin Edge 520の10項目表示でも大丈夫です。
しかし、メンテナンスするときには、老眼鏡は必須です。マニュアルを読んだり、細かなパーツを扱ったりする必要があるので、自宅でしっかりメンテナンスをするときにはクリックリーダーを使って作業しています。
先日、老眼鏡の準備をしないまま自転車をいじり始めてしまい、あまりの見えにくさに我ながら驚愕しました。…と同時に、ライド時に出先でトラブルに見舞われたらヤバイよなぁ…と、急に心配になったわけです。
ライドでの持ち歩き方を考える
まず、背中のポケットは汗で汚れるのでNG。サドルバッグやフレームバッグを使っているときであれば、その中に入れればOKですが、普段はなるべくバッグを付けたくありません。
そんな私が最初に考えたのは、マルチマウントでフレームに固定してしまう案。
こういうヤツです。ポチる寸前まで行きましたが、これに老眼鏡が鎮座したHUEZ号を想像したら、ちょっと可哀そうになってきて躊躇。
それなら、クリックリーダーを首にかけて走るか…。しかし、火野正平さんのようにお手紙を読むわけではないし、滅多に出番がないものを常に首にかけて走るのは鬱陶しいだけでしょう。これもボツ。
いいモノ見つけた!
…で、ボーっとネットをウロウロしていて、いいモノを見つけました。ポッドリーダーです。超薄型、回転式テンプルの折りたたみ老眼鏡。これなら持ち運びに便利そうです。手頃な価格だし一つ持っていて損はありません。
物色してみると、PrePiarオリジナルモデルが、ノーズパッド付き、ソフトケース付きで良さそう。たたんだテンプル部分がレンズをある程度は保護してくれますが、ケースがあると安心感が10倍くらい増しますね。 早速ポチ!
届きました!
一風変わった形のテンプルですが、これがたたんだ時にレンズを保護してくれます。たたんでみます。
テンプルのヒンジには回転するギミックがあります。こんな風に互い違いにしてからたたむと…、
この通り、コンパクトになります。テンプルの溝にレンズが収まって、レンズを保護してくれます。
R250のライドポーチにも、すっぽり入ります。
…というか、もうこのポーチの中に常備することにしました。厚みもないので、入れたことを忘れてしまうほどです。
こんな小さな老眼鏡なので期待していなかったのですが、かなり見やすいです。 アクリルのレンズにはしっかりハードコートがされているので透明度が非常に高く、文字通りクリアーな視界を提供してくれます。これは大満足!良い買い物をしました。
100円ショップのものは手軽で良いですが、その見え方は、ちゃんとコーティングされたレンズと較べてしまうとかなり劣りますね。光学メーカーの製品にはそれ相応の価値があるということです。老眼鏡の市場には面白い製品がまだまだ沢山あるようなので、また便利なもの、面白いものを買ったら紹介したいと思います。