Zoom Fly 3 の寿命
2020年11月から履いてきたNIKE Zoom Fly 3(ズーム フライ 3)。チビチビとでも朝ランを続けていると、いつしか550 kmを越えていました。
ソールが減っていることは認識していたのですが、それから3か月位は使ったでしょうか。クッションのヘタリを感じるようになってしまったので、そろそろ潮時のようです。故障の原因になっては困るので、新調することにしました。
プロネーションは?
初心者ゆえに気になっていたのは、自分のプロネーションです。 550 km経過したZoom Fly 3のソールは、こんな状態になっています。
両足とも、踵の外側部分の減りが早いようです。外側=アンダープロネーション(サピネーション)?と疑ってみたのですが、こちらの記事によると「正常」に合致するような。ひとまず、心配はしないことにしました。母指球部分も周りより若干、減りが早い感じです。
ちなみに、この黒いゴムはかなり薄くて、ちょっと減っただけで下の白い部分が見えてきます。まるで、「ほら減ったぞ、早く買い替えろ!」とプレッシャーをかけてくるようです。
お気に入りメーカーから選択
私のお気に入りメーカーは NIKE(ナイキ)と ASICS(アシックス)。
昔むかし、中学でソフトテニス部だったときは、NIKE のレザーのテニスシューズをリピートしていました。今でもスニーカーは NIKE ばかり履いています。Zoom Fly 3も、その流れで買いました。
30年ほど前、社会人になりたての頃は、ASICS の TARTHER(ターサー)を履いてマラソン大会に出ていました。これ、とっても気に入っていたんですよね…。つい最近まで、大事に保管していたのですが、加水分解で残念なことになったので泣く泣く廃棄。息子たちが長年、野球スパイクを愛用していたこともあって愛着のあるメーカーです。
というわけで、今回もNIKEやASICSをひいき目に見て選びました。Zoom Fly 3は、かなり気に入っていて、リピートでも良いのですが、毎日の朝ランには少し勿体ないし、別のモデルも試してみたいかな…と言う感じ。日々の練習用には別のを用意して、いつかまたレースに出たりするときにはZoom Fly 3かな…と。
そんな前提で物色して、ピン!と来たのは、NIKE Air Zoom Pegasus 38(エア ズーム ペガサス 38)でした。
1983年リリースで、なんと38代目!こんなに長い間、存続しているのには理由があるはず。しかも、1983年といえば、あのYMOが散開した年。私にとって忘れられない年です。ランとは全く関係のない感慨深さにも背中を押されてしまいました。
あとで調べたら、ASICS TARTHERも1983年に生まれたのですね!こちらも今度、履いてみるしかないなー。(笑)
ニューシューズ到着!
NIKE Air Zoom Pegasus 38が到着しました。
選んだのは「ブラック/ホワイト/クロリンブルー/メタルシルバー」(絶対に覚えられない)というカラーです。流通価格に幅があるので、安いカラーの中から選んでいます。正直言って、あまり好みではないのですが、派手さ・奇抜さがない分、ランシューとしての寿命を迎えた後も普段履きとして役に立ってくれそうです。
インプレ
Zoom Fly 3から履き替えて85 kmほど走りました。現時点でのインプレをしておきたいと思います。鈍感な初心者なので、稚拙な点はご容赦ください。
足首周りのクッション
Zoom Fly 3はタンや足首周りがペラペラ。なので、シューレースの締め具合には神経質にならざるを得ませんでした。その点、Air Zoom Pegasus 38は、その部分にクッションがしっかり入っているので、シューレースは適当でも感覚を和らげてくれますし、ホールド感もあります。準備が楽です。
安定性
Zoom Fly 3では、特に初めて履いたときには高下駄のような感覚を覚えた記憶があります。足首がカクッとなりそうな気がしてしまって、曲がり角では大減速していました。Air Zoom Pegasus 38では、そのような不安定な感じが全くありません。田舎の細い路地でも走りやすいです。
グリップ性
Air Zoom Pegasus 38の難点はこれです。雨上がりのウェット路面では蹴り出しを意識しなくても、「ズリッ、ズリッ…」とスリップを感じてしまいます。しかし、グリップ性は耐久性とのトレードオフでしょうから、このシューズの性質から考えれば納得がいくものです。
モチベーション
趣味のランですから楽しいのが一番です!実力に見合った…というのも大事だとは思いますが、私はモチベーションを上げてくれる道具を使いたい派です。そういう点では、Zoom Fly 3の方が上です。先に書いたように、少々気を遣う部分がありますが、それが逆にワクワクさせてくれるのです。
まとめ
…というわけで、気負わずに履けるAir Zoom Pegasus 38は、毎日の朝ランには楽ちんで良いなーと感じました。これで、Zoom Fly 3より長持ちしてくれると良いのですが。。。
ちなみに、上の方で「 いつかまたレースに出るときにはZoom Fly 3かな 」なんて書いていましたけど、実は今回、一緒に買っちゃいました。お得だったので。(苦笑)
こちらはまだ箱の中ですが、それがあるだけでも、朝ランへのモチベーション要素になってくれています。レースに出なくても、たまに少し長めに走るときとかに履こうかな…と思っています。
その頃には、Air Zoom Pegasus 38にすっかり慣れているでしょう。改めてZoom Fly 3を履いてみて、「はや!」と感じられたら最高なんですけどね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。