Contents
ウェアの選択
走り出しで25℃位。Raphaのコアライトウェイトジャージ、コアビブ、Haloヘッドバンド、RxL TBK-300R、「ミレー網」、GIYOハーフフィンガーグローブ。下山装備は、ウインドブレーカーのみ。
走行メモ
もう本番まで一か月を切ってしまったので、ホイールをKSYRIUMからR-SYSに交換しました。疲労感と寝不足感の中、「Bad day」を覚悟してのスタートです。スタート地点へは赤城山を見ながらのライド。この日、赤城山の上の方は雲の中でした。天気予報は「曇り」でしたが、それにしては黒っぽい雲がイヤな感じ…。
スタート地点手前の歩道で「inゼリー」を補給してスタート。今回も平均200wを目安に淡々と上っていきます。
馬事公苑の辺りから霧雨。まあ、この程度は覚悟の上です。しかし、旧料金所に近づくと、雨粒が大きくなってきてDNFを迷うレベルに。旧料金所のベンチには雨宿りのローディーが数名。挨拶を交わして、こちらは惰性で先へ進みます。
山に入ると週末には珍しく静かな空気に包まれました。(エンジン付きの)バイクが少なかったせいかな。雨は降り続いています。濡れたアスファルトの上をタイヤが転がる音が心地よく、いつもよりも気持ちの面では楽だったかも?
そんな風に感じていられたのも束の間でした。姫百合の辺りまで上ると、雨はついに本降りに。でも、ここまで濡れてしまえば、逆にDNFを迷う気持ちも消えてくれます。九十九折区間は霧で薄暮のように薄暗く、心細く感じるほど。ヘアピンを重ねていくと、ついには土砂降りに!路面は一瞬にして川のようになり、その流れをR-SYSと23cのGP4000S2が切り裂いて進んでいきます。シュールな感じ。
結局、ゴールまで土砂降り。Garminのラップで 1:37:15、平均パワー:195W、NP:200W。Stravaセグメントでは、1:37:12 (内、信号待ちは0:1:31)。
ゴール地点の赤城山総合観光案内所には、雨宿りのローディーが3人ほど。上ってくる途中、前後にローディーが見えなくなり寂しい思いをしていたのですが、ちゃんといらっしゃいました(笑)。
さて、下山のタイミングを算段せねば。スマホで雨雲レーダーをチェックすると、この雲はしばらく居座っている模様。自分のタイミングで下るしかなさそうです。
実は、スマホで試したいことがあったのでした。私はソフトバンク・ユーザーなのですが、ここ赤城山総合観光案内所の付近は長年、圏外のままなので困っていました。ソフバンにエリア改善要望を上げたことも何回かありますが、梨のつぶて。
で、先日、サブ回線としてpovo2.0を契約してみました。そして、この日は試走に行くなら電波の状況を確かめようと、家を出る前に「データ使い放題(24時間)」をトッピングしていたのでした。
そう、これもDNF回避のモチベーションの一つになっていたのですね。たかが330円、されど330円。
そして、ゴール地点の電波はこんな感じ。
ソフバンは相変わらずの圏外のところ、povo2.0は4Gが振り切れ!おかげで雨雲レーダーも確認できましたし、導入した甲斐がありました。
少し待つと、雨がほんの少し弱まったので、ウインドブレーカーを着こんで下山を開始します。
案の定、すぐにまた土砂降りになりましたけどね。ウインドブレーカーで防げるような雨ではありませんが、気休め程度にはなります。寒さが大したことなくて幸いでした。この日、防寒装備を全く着けずに下山する人を多く見ましたが、もう9月ですし、晴天でも何かしら準備した方が良いと思います。
そういえば、エグザリットのR-SYSでは初の雨天走行でした。晴天時と同様の当て効きでは全く効かないので一瞬、不安になりました。でも、いつもより強めにレバーを握れば、しっかり効いてくれました。もちろん晴天時と同じ制動距離という訳には行きませんが、ノーマルのつるつるリムとは、雨天での安心感がだいぶ違いますね。
依然として土砂降りの中、「高原焼きとうもろこし」に寄りました。生とうもろこし(5本500円)を購入。お土産は妻が喜んでくれるし、大洞地区限定の金券を使いたかったし、このためにBicycle Clubの付録の折り畳みリュックを持ってきたのですから、これも外せないタスクでした。
再び下山開始。下るにつれて雨は弱まり気温も上がってきて、ホッとします。馬事公苑の辺りまで下ると雨は上がりました。風を受けてジャージはすぐに乾きましたが、バーテープに含んだ水が、握るとジワーと出てくるのが気持ち悪くてたまりません。
家まであと少し、というところでEdge 520のTSS表示がとんでもなく大きな数字(4千とか)になっているのを発見!さらに、秒単位でグングン上がり続けています。一方、3秒平均パワーは0Wで停止したまま。ケイデンスは問題なく表示されています。4iiii PRECISIONが死んだのなら、ケイデンスも表示されないはずだよなぁ…。Edge 520がバグったかなぁ…などと、考え事をしながら帰宅。
ログを確認すると、下山の途中からとんでもないパワー値が記録されていました。おかげでGarmin ConnectがFTPを更新してしまったりと、面倒なことに。仕方なく、ログをいったん上り(行き)と下り(帰り)に分割し、下り分からパワーデータを削除した上で再びマージするという編集を行いました。こんなとき、FIT File Toolsが便利!
車載動画
GoPro HERO5 Blackで撮影した車載動画です。(09/11 17:00現在、HD処理中)
振り返り
まずは、平均パワーの比較です。
タイムは、公式記録(本番)、Stravaセグメント(試走)の値、平均パワーはEdgeの値で記載しています。
■2017年
09/24 1h30m36s / 196W (NP:199W) (本番:PR)
■2018年
06/02 1h36m22s / 182W (NP:190W)
06/09 1h44m10s / 176W (NP:183W)
06/23 1h35m35s / 191W (NP:197W)
07/08 1h36m03s / 191W (NP:197W)
07/16 1h37m32s / 187W (NP:192W)
07/22 1h38m16s / 185W (NP:191W)
08/17 1h33m07s / 199W (NP:205W)
09/09 1h39m08s / 183W (NP:188W)
09/16 1h32m35s / 196W (NP:202W)
09/23 1h30m57s / 201W (NP:207W) (本番)
■2019年
06/01 1h35m49s / 184W (NP:189W)
07/13 1h40m40s / 176W (NP:180W)
08/12 1h39m55s / 183W (NP:188W)
08/18 1h39m48s / 185W (NP:191W)
09/01 1h34m45s / 190W (NP:194W)
09/29 1h30m56s / 200W (NP:203W) (本番)
■2022年
05/29 1h39m10s / 192W (NP:196W) (信号1m03s)
08/20 1h36m57s / 195W (NP:200W) (信号1m57s)
09/10 1h37m12s / 195W (NP:200W) (信号1m31s) ←今回
パワー値は平均/NPとも2回目とまったく同じですね。今回ほどの土砂降りの中でのヒルクライムは初めてのことでした。そんな中でも自分のペースで走れたことは、我ながら上出来です。この程度の雨でもレースは中止にならないでしょうし、良い練習になったかな。(こんなに降ると始めから分かっていたらDNSかもしれないですけどね。)
パワメ、ヤバいかも…
まずは、iPhone APPで4iiii PRECISIONの0点補正をやってみました。
すると、まさかのエラー発生!Bluetooth接続はできているし、バッテリー残量も問題なく表示されているのですが、0点補正は何度やってもエラー。
恐る恐る電池キャップを開けてみると、小さな水滴が!がーん!
残念ながら浸水してしまったようです。少なくとも、上りの間はパワー値をしょっちゅう確認していたので問題なかったはず。問題が起こったとすれば下りの間です。脚を止めた状態で、前輪が跳ね上げた水を受け続けてしまったのでしょう。とりあえずは、乾かして復活するかを試してみることにします。
気を取り直して、ダイソー「PETボトル加圧式霧吹き」を使って洗車。雨に降られると砂利汚れが酷くなることが多いですが、少し落ち葉が付いていた位で綺麗なものでした。チェーンやディレイラーには水置換スプレーを吹いて、さらにチェーンは拭き取ってからナスカルブを注油。ブレーキシューの残量と異物確認。
ざっと、これで最低限のメンテ完了です。あとは4iiii PRECISIONの復活を祈るばかりなのですが、ダメだったときのことも想定しておかないとな…。パワメ無しでレース本番に臨むのは今の私には辛すぎます。しかし、先立つものががが…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「2022シーズン 赤城山試走・3回目」への1件のフィードバック