Panaracer AGILEST、さようなら

しばらく更新が滞ってしまいましたが、徐々に放出したいと思います。まずは、赤城山ヒルクライム大会の一週間ほど前に起こった出来事です。

AGILESTのサイドウォールに異変が!

赤城山ヒルクライム大会が間近に迫った2023/09/15、いつもの伊香保練に出かけようとしたら、こんなのを発見!

Panaracer AGILESTのサイドに膨らみが!

R-SYSの後輪に履かせたPanaracer AGILEST (23c) のサイドに出来た、ぽっこりとした膨らみ。正常性バイアスが働いて、「トレーニングから帰ってきてから、もう一度様子を見ればいいだろう」…と、スルーしかけてしまいましたが、我に返って、ちゃんと確認することに。

タイヤを外して確認したら、この有り様です。

サイドウォールに穴が!

タイヤが少し膨らんだだけだろう、と高をくくっていたのですが、穴が貫通してしまっていたのでした。膨らんでいるように見えたのは、チューブが飛び出しかけていたため。

比較的、厚みのあるブチルチューブ(CONTINENTAL RACE 28)だったので、この程度で済んでいたのでしょう。軽量チューブだったら、前回のライドの途中で風船のように飛び出して破裂パンクしていたかもしれませんね。

このAGILESTは、私の本命、CONTINENTAL GRAND PRIX 5000 (GP5000)の流通価格が高騰する中、新生の国産軽量タイヤはどんなもんかと、ハルヒル前に投入してみたものでした。レース本番と何本かの試走以外には殆ど使わないので、走行距離は僅か376 km。トレッド面も、まだ新品同様でした。

サイドウォールの穴は、ライド中に何かがヒットして出来たような物ではなく、タイヤの構造上の繋ぎ目のような部分が解れてしまったように見えました。実際、これまでのライドでサイドカットしてしまうような要因には心当たりがありません。逆に、そのような心当たりがあれば、まだ納得できたのですが、こんな切れ方をされてしまうと、製造品質には疑心暗鬼にならざるを得ません。

ハルヒルでは、このタイヤで自己ベスト更新を達成できたし、乗り味も悪くなかったので、ここまでは良い印象だったのですが、残念ながら、ごみ箱にポイ!です。前輪装着分には特に問題は見当たりませんでしたが、一緒にポイ!(正直、勿体ないけど)

GP5000に交換

やっぱり、本命のCONTINENTAL GP5000 (25c) に交換しました。

バルブ位置には、無意識にメーカーのロゴを合わせる私ですが、ちょっと気になってググって見ると、モデルのロゴを合わせている人の方が多い印象ですね。

重量(実測値)は、AGILESTが175 g + 179 g = 354 g、GP5000が218 g + 219 g = 437 gと、前後で83 gの重量増になってしまいます。ヒルクライムレース本番用と考えると少々、厳しい数字ではありますが、もう歳ですし、無事に下山して帰れるという安心感が得られるのであれば、いいかな…と。

同じ理由で、チューブもMICHELINの軽量ブチルチューブはやめて、最近はCONTINENTAL RACE28を使っています(前後で45 gの重量増)。

来季はTPUチューブを投入?

さて、TPUチューブも色々と出回り、リムブレーキでもOKと謳っている物も出てきたことから、来年のハルヒルに向けては試してみようと企んでいます。既にEXARを購入済み。貫通パンクにはブチルよりも強いとのことですが、本当に信頼に足る物なのか、時間をかけて見ていきたいと思います。これが使えれば、重量増分を取り戻せますしね!

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投稿者: katsu

職業: 金融系SE 好きな音楽: YMOとその周辺/サカナクション/アンビエント ウェブサイトURL: https://www.ktktmt.com 一言: シンセ(JUNO-106, CS-5, V50) / MTB(MuddyFox 1991) / バス釣り / 写真(K100D)…、 最近はロードバイク(ARGON18 KRYPTON 2015 & Corratec FORCIA CA+ 2012)にハマってます。モノが好きなのでいつも物欲沼に埋もれてます。

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