シマノ スポーツカメラ(CM-1000)のノイズ対策

シマノ スポーツカメラ(CM-1000)の話題です。

CM-1000のノイズの原因を探る

最近のライド記事ではよくCM-1000で撮影した車載動画を載せていますが、「カリカリ…」というか「チリチリ…」というか、そんな感じのノイズが混じるのが分かると思います。
このノイズ、購入当初から発生していました。
最近は、まぁこんなモンなのかな…と諦めムードだったのですが、ついに、前回の赤城山試走の動画は「これはいかん!」というレベルに。
その日は、走っているときから「カリカリ…」と異音が聞こえていたし、撮影された動画は、ノイズが大きいだけでなく、カメラが左右にブレる感じで明らかにおかしい…。
実際の動画を見てもらえばすぐに分かると思います。
その日は、マウントの固定ネジを、蝶ねじから6角穴のねじに変えていたのです。
そっちの方が、レンチで締める分、確実に固定されるだろうと思ってのことです。
しかし、実際には締め付けが強いとノイズが増えるという…。
CM-1000のマウント(マウントA)を観察して、すぐに原因が分かりました。
IMG_6135_R.JPG
CM-1000から、マウントAを外してみます。
IMG_6133_R.JPG
マウントAの、GoProマウントに固定する部分が締めこまれると、テコの原理で、CM-1000を固定するためのレール部分が開いてしまうんですね。
で、CM-1000とマウントAがカタカタ動いてしまい、ノイズ源となるし、カメラのブレの原因になるわけです。
GoProマウントの精度というか、マウントAとの相性が良ければ、歪まないのかもしれませんが…。

対策は…

CM-1000とマウントAの間の隙間が埋まれば良いので、とりあえず、CM-1000側にポストイットのラベルシールを貼ってみました。
IMG_6134_R.JPG
ちょうど良いのがあったので。
…で、効果あり!
マウントAを歪ませたときのガタが、かなり減りました。
早速、2時間ライドで試しに撮影してきました。
(激坂ゆえにハアハア言ってます。見苦しくてスミマセン。)
冒頭の赤城の動画と較べるとかなり良くなっていますよね!
でも、貼るものを工夫すれば、さらに改善できそうですね。
紙じゃなくて、もう少し厚みのあるもので…、と、電工用ビニールテープを、CM-1000ではなくマウントA側に貼ってみました。
IMG_6136_R.JPG
これはさらにいい感じ!
若干の厚み増に加え、弾力性もあるので、もはや、手で歪ませてもビクともしません。
たぶん、これでほとんど解消されているはずです。
これでしばらく様子見してみます。
ちなみに、3M スコッチ 表面保護用テープ #331でも試してみましたが、ちょっと薄いのかな、ダメでした。
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