第6回榛名山ヒルクライム大会in高崎・参戦レポート(その2・当日編)

通称ハルヒル、第6回榛名山ヒルクライムin高崎の参戦レポートの続きです。
⇒前回の記事(その1・前日編)
今回は、レース当日のことを書きたいと思います。
自分用メモ的な内容も含めて書いているので、ダラダラ長いです。
良かったらお付き合いください。

レース当日

準備

3時に起床。
Twitterのタイムラインを眺めながら朝食。
トイレも快調にすませて、着替えます。
我が家の外気温は12℃ほど。窓を開けてみると想像以上の寒さ!
ローラーでアップをするかもしれないので、上は長袖アンダー+Tシャツ。
下はチームジャージのビブパンツに防寒の意味でUVカバー。

ドリンクは事前にいろいろ試して良い感じだった、
XTEND BCAA : 7g + 粉飴 : 50g。
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さらに、前日に買ったMag-on : 1袋をアドオン。さて、効果はいかに。
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4時に移動開始して、4時半前には指定駐車場のマタイ紙工に到着。
車内が暖まる前に着くほどの距離ですが、エクストレイル号のシートヒーターが超快適!
すぐに機材を準備します。
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ちょっと前に買ったミノウラのスタンド、HMS-10のおかげで積み下ろしが捗るようになりました。
MINOURA(ミノウラ) HMS-10 フック式メンテナンススタンド
by カエレバ
シートポストを引っ掛けるタイプのメンテナンススタンド。
安定させるには前輪を地面につけるべきなのですが、前後輪を外した状態でもバランスを取ってくれます。
これで、ホイールを外したKRYPTON号の置き場に悩むことがなくなりました。
組んでシフトチェックをすると、案の定のチリチリ音でRDを再調整。ちょっと面倒ですねぇ…。
機材の準備が完了して、アップの時間。
しかし、あまりの寒さで萎えてDNS。(–;
せっかくアップ用のウェアを着てきたのに、着替えの手間が増えただけでしたねー。(^^;
エクストレイル号の中でぬくぬくしていると、目の前のサイクリングロードを会場に向かう人がどんどん増えていきます。
観察してみると、上はウインドブレーカーがデフォルト、下もタイツかカバーを着けている人が7割位はいる感じ。
ぎりぎりまで迷いましたが、思い切ってUVカバーはOFF!
というか、外してみて分かりましたが、UVカバーには防寒の効果は殆どなかったようです。(^^;
上にウインドブレーカーだけ羽織って、会場へGo!
サイクリングロードは混んでいて踏めなさそうなので、K29(県道あら町下室田線)で。
少しでもアップになるようにクルクルガシガシ…。
で、あっという間に会場に到着。
橋の上から待機場所まで渋滞していましたが、あれだけの人数を考えれば前に進めているだけで上出来でしょう。
ウインドブレーカーは、寒いので下山荷物に入れず。
クラブのメンバーとも合流して、しばしの談笑タイム。
みるみるうちに、グラウンドが人とバイクで埋め尽くされていきます。圧巻です。
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レース
待機場所で中学時代からの友人にばったり!
しかも、隣にバイクを並べていたという奇遇。縁がありますなぁ。
思いがけず、スタートまでの間、楽しく過ごせました。
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我が第6ウェーブには、ポーランドからのゲストがいらっしゃるということで、地元小学生によるカウントダウンは英語。Good job!
さぁ、号砲が鳴ってスタートです。
ハルヒル参加ももう6回目。あまり緊張感もありません。
良く言えば、冷静ということ。
序盤の喧騒を抜けたら、3秒平均とラップ平均のパワーを見較べながらペース管理。
試走との違いは、積極的に人の後に付くということと、沿道からの応援に笑顔だけお返しすること。
初心者G、神社Gでは、PRから先行。
体に違和感もなく、なかなかいい感じ。
激坂も、シッティングで淡々とクリア。
その先で、Edge 520がOff Segmentに。
PRとのタイム差が分からなくなってしまいました。
さらに、『アァ、アァ…』と特徴的な息遣いの方が付かず離れず。
たまに『アァ』が『アァ~ッ!』になるのがまたねぇ…。
ペースアップして振り切りたい衝動をなんとか抑えます。
鬼門の残り1.5km。
このあたりで脹脛が攣ることが多いのです。
今回も、攣りの前兆がプルっと。
でも前回試走時のビクっとは全然違いました。
少しダンシングをして、難なく回避することに成功。
Mag-on、少なからず効果があるように思います。
ゴールが近づくにつれて、声援も大きくなり、いっそう頑張れますね。これが本番効果。
あっという間に、男根岩。
…のはずが、あれ、見えない?まだだっけ??
一瞬心が折れかかりましたが、木々の緑で見えにくくなっていたんですね。
1週間前に試走していたのに、そのときから、だいぶ景色が変わっていてビックリ。
そんなことを考えている隙に、アァアァマンがビューンとスパート!
(なぜか、ペースアップするときはアァアァ言わなくなる)
あの人には負けたくなかったな…と思いつつも、ここから追走しても途中で果てそう。
マイペースを守ります。
その先のキッツイ左カーブを抜けたところでラップタイムを見るとまだ57分台。
これならPRを狙える!脚も心肺ももう少しなら行ける!!出し切れ!!!
自分を奮い立たせて、最後まで踏めましたね。
案の定タレていたアァアァマンをパスしてゴール!
ラップタイムは58m42s。
PRを1分位短縮できた模様。
やり切った感に浸りながらゴールゲートをくぐります。
下山待機場所で早速ラップクリップをチェックすると、公式記録も58m42s。
Edge 520のアクティビティをセーブしてStravaを確認してみると、Off Segmentとなった榛名湖コースも認識されていて58m37s。
いずれにしても、PR更新確定です!
秋~冬の練習不足。
2回の風邪。
付け焼刃的にTSSを積みあげては来たものの、いかんせん土台がグラグラ。
試走でも60分がやっと。
今年のPR更新は諦めかけていたのですが、本番で更新できて最高です!
下山
下山は第2グループとなりました。
IMG_7390_R.JPG
アブやブヨは見当たりませんでしたが、念のために虫よけをスプレーしておきます。
Raphaのウォーマー3点を着け、ウインドブレーカーも着込んで待機。
榛名湖は気持ちのいい晴天。
気温は低くても、日差しはぽかぽか。風もなくて凌ぎやすかったですね。
下山荷物に入れておいた薄皮アンパンを食べながら、クラブのメンバーとLINEでお互いの健闘を称えながら時間つぶし。
第2グループは下山の誘導開始は早かったのですが、路上で待たされる時間が長くて…。
日陰の湖畔は冷えましたね。
でも、景色は最高。
IMG_7394_R.JPG
誘導開始から何だかんだで40分以上待って、ようやく下山開始。
左端をキープして安全第一。
いろんな人がいるけど、ガマンガマン。
下山ルートをしばらく進むと、例年どおり、沿道から声援をいただいて。
交通規制等でご迷惑をおかけしているのに、皆さん笑顔なんですよね。
下山のストレスで嫌気がさしてくる頃にこの声援をいただくと、本当に心が洗われるようでした。
『お疲れさまでした~!』と大きな声を送り続けてくれていた男の子はとても印象的だったなぁ…。
さて、無事に会場に到着。
ブースは昨日たっぷり見て回ったし、完走証を発行していただいたら、思い残すことなく会場を後にします。
マタイ紙工は私にとってベストな場所でしたねぇ…。
R406沿いだと帰路は渋滞に巻き込まれるのですが、K29沿いはその心配が無用。
おかげで、12時半には自宅に到着。
ふりかえり
というわけで、今年のハルヒルも無事に終了となりました。
最後にふりかえっておきたいと思います。
  • 良かったこと
    • 疲労管理
      当日レース前のGoldenCheetahのPMCがこちら。
      PMC_beforeHARUHIRU.png
      じてトレガイドラインによると、レース当日のTSBは+5前後が望ましいとのこと。
      ATLもすっと下がって疲労が抜けた感じ。
      CTLが低いのは置いておいて、まずまずのコンディショニングができたんじゃないかな…。
    • ペース管理
      3秒平均/ラップ平均のパワー値を見較べながらのペース管理。
      試走時のラップ平均パワーを参考に目標を設定する感じでうまくできました。
      心拍数もだいたい一定になっていたみたい。
      HR.png

      ということは、私の場合はアップは少しで十分なのかな…。

    • 足攣り対策
      前日にブースで買ったMag-onがしっかり仕事をしてくれたようです。
      少々値が張るので練習ではアレですけど、レース本番では使ってみようと思います。
      スポーツサプリメント Mag-on マグオン 8包入り
      by カエレバ
    • ジャージ
      2サイズダウンで買い直したチームジャージ上下が、本番に間に合ってくれました。
      サイクルウェアのサイズ
      本番で初めて着るというのは少々心配でしたが、想像以上に快適でした。
      特にビブパンツは全くの別物感覚で、ストレスゼロ!
      尻や股の痛みは、パッドのずれが大きな原因と改めて認識。
      思い切って買いなおして良かったです。
  • イマイチだったこと
    • ウインドブレーカー
      スタート前に脱いで背中ポケットに入れて走ったのですが、ちょっと邪魔でしたね。
      意外と重量あるし…。(実測99g)
      寒い日用には、冬用のアップオイルを使ってみようかな…と考え中。
      イナーメ・スポーツアロマ Winter
      by カエレバ

      ちなみに、イナーメのRecoveryを愛用していますが、なかなか良いです。

    • 車載方法
      本番当日、現地でのRD調整はかなりイマイチ。
      車載方法はもう一度考え直
      してみようかな…。
      いっそのこと、ルーフキャリアにしちゃうとか…。
      でも、昔テラノで使っていたTHULE、捨てちゃったしなぁ…。
      そもそも、C22A付属のクイックリリースの問題かもしれないしなぁ…。
      あ、ナカガワのエンドワッシャーを入れてみたらどうなるのかな…。
      などなど、いろいろと妄想と物欲が膨らみます。(^^;
…と、こんなところでしょうか。
本当にだらだら書いてしまいましたね。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
さて、翌日の赤城山ヒルクライム大会のエントリー峠も無事に通過できました。
これからは赤城山に向けて仕切り直しです。
KRYPTON号はC22AからZONDAに履き替えました。
いい季節なので、たくさん外を走りたいですね~!
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