NT32型エクストレイルにテレビナビキットを取り付けました

NT32型エクストレイルにテレビナビキットを取り付けたので、レポートします。

Contents

そもそも、必要なんだっけ…？
市販のキットを購入
取り付け
動作確認

そもそも、必要なんだっけ…？

エクストレイルのメーカーオプションナビは、車速＋パーキングブレーキのダブルガードで走行中は映らないようになっています。

…が、私はクルマの中でテレビを見ることは殆どないので、不自由には感じていませんでした。

しかし、家族が乗るような機会では話は別ですね。

今年のお盆休み、久しぶりに家族4人が揃ってドライブしたときのこと。
『あれ、この車はテレビが映らないの？』と。
我が家は全員が野球好き。
みんな、高校野球を見たかったんですよね～。

そういえば、我が家の他のクルマ達は、STEP WGNもN BOXも、今は実家でお留守番のFREEDも、全てテレビナビキットが装着済。
ホンダ車の場合は、キットを付けておけば、特別な操作もなく、走行中にテレビの視聴やナビの操作ができます。
これで何かが犠牲になることもありません。

エクストレイルの場合、テレビナビキットはスイッチ切替式。

普段はON、走行中にテレビを見たりナビの操作をしたい場合にOFFする運用となります。
しかし、OFFにしていると、ナビへの車速信号がカットされ、ナビの自車位置が更新されなくなります。
テレビを見ているときには、ナビの機能が使えないというデメリットがあります。
私の場合、テレビを映したくなるような家族とのドライブでは、必然的にナビの出番も多くなります。
果たしてテレビナビキットを付ける意味があるのかな…と。

しばらく悩んだのですが、まぁ、選択肢が増えるのはありがたいこと。
他のクルマ達のように便利ではないけど、一応付けておくか…と。
ナビはスマホでも出来ますしね。

市販のキットを購入

ネット通販で、似たようなキットが色々と販売されていますね。
スイッチや、マニュアルの充実度で差別化している感じでしょうか…。
私は、四角いスイッチで、安くて、メール便で発送してくれるモノを探してポチ。

純正の配線を切っても構わないのであれば、千円もかからずに自作可能でしょう。

取り付け

助手席側のパネルを外します。

エアコンの吹き出し口を外します。

ジオメタルフィニッシャーを外します。

エアコンパネルを外します。

スタートボタンの付いているパネルを外します。

ナビの4隅を留めているネジが見えるようになるので、プラスドライバーで外します。

ナビのパネルもクリップで留まっているので、少し力を入れて引き出します。
シフトノブ等は、養生しておいた方が良いです。

ナビ裏側の、上側のコネクターに、テレビナビキットを割り込ませます。

スイッチのコードは、ナビ裏のすき間から運転席の足元に抜けるように通します。

アースのクワ型端子は、取付説明書では『ナビ側面に付いているネジなどに…』とあったのですが、嫌いなトルクスネジだったのでパス。
ナビを固定している右下のネジに共締めしました。

あとは、元に戻して完了。

チョー簡単ですね。
市販キットの利点は、この簡単さにあります。

スイッチは、とりあえずエアコンパネル下の小物置き場に転がしてあります。

動作確認

近所を一周して動作確認してみました。

テレビ/DVD
スイッチOFFで、走行中でもテレビが映るようになりました。
スイッチONにすれば、走行中は『画像は停車中にお楽しみください。』となり今までどおり。
ただし、停車時にテレビを見るためにパーキングブレーキを踏む必要はもうなく、スピードが落ちれば自動的に映ります。
ナビ
スイッチOFFで、走行中でも操作が出来るようになりました。
しかし、やはりナビの自車位置が更新されなくなります。
GPSを受信できていれば、そこそこ動くのでは？…とほのかに期待していたのですが、ダメでした。
その他
走行中には消えてしまうiPod画面でのアートワーク表示も、スイッチOFFで表示されるようになりました。

はい、問題はないようです。

スイッチを、どこに設置しようか考え中です。

きれいにまとめるのであれば、運転席右下の空きスイッチエリアでしょう。
しかし、同乗者が操作することも考えるとイマイチかな。

エアコンパネルの下か、それともいっそのこと、ナビの左横あたりに堂々と貼っちゃおうかな…。

ちなみに、私が購入したのは↓です。

エクストレイル　T32　走行中テレビ　ＤＶＤが見れる　ナビ操作もできるキット　（STV-N15-S-40P）　