ワタシ、チェーンの接続には、KMCのミッシングリンク(CL555C)を使っています。
シマノからもクイックリンク(SM-CN900-11)という名前で純正品がリリースされましたね。
でもまぁ、この、重くて嵩張る工具をロードバイクで携行する気は全くありませんでした。
出先でチェーンが切りたくなるような非常事態であれば、普通のチェーン切りで切ればいいので。
なので、MAGIC LEVER TOOL発売のニュースを見て、おっ!となっても、踏みとどまっていました。(^^;
そんな折、先日のクラブライドでメンバーの一人がチェーンを落としまして。
内側に落としたところに、さらに踏み込んでしまったために、仕方なくチェーンを切ってリカバーしたそうです。
普通にピンで切ったのですが、実はミッシングリンクを使っていたので、そっちを外せればもっと楽だった…と。
なるほど、こんなときに役に立つかもしれないのねぇ…と、
Magic One (マジックワン) MAGIC LEVER TOOL (マジックレバーツール) を、ポチっと。(^^;
~公式サイト(MAGIC LEVER TOOL | Magic One)より~
ミッシングリンク用リムーバーとタイヤレバーが一つになった携帯ツール。 タイヤレバーとしてご使用の場合は支点部分がスポークにひっかけるフックとしてご使用出来ます。
これなら、タイヤレバー感覚なので携行も苦にならなそうです。
届きました。
パッケージの裏面に、必要最低限な説明書きがあります。
早速、試してみましょう。
まずは、11速用のミッシングリンクを外してみます。
そこそこに力を込めて、外すことに成功。
工具が必要以上に閉じない仕組みになっているのが、地味に優れている点だと思います。
これなら、指などを挟んで痛い思いをしなくてすみそうです。
試しに、10速用も。
こちらは、11速用に較べればかなり楽です。
そもそも、10速用はコツを掴めば手でもいけますけどね…。(^^;
タイヤレバーとしての使い勝手はまだ試していませんが、まぁ普通にクリンチャーで使う分には問題ないでしょう。
それより何より、気になるのは携行性です。
パナのタイヤレバーと比較してみましょう。
大きさは一回り大きいだけですね。
しかし、それ以上に重さを感じます。
重さも比べてみます。
パナのは、1本12g。
MAGIC LEVER TOOLは、1本30g。
むむむ…、倍以上ときましたか。
しかし、工具としての強度を考えると、この位は必要なのでしょうね。
なるべくコンパクトに携行できるよう、こんな感じで組み合わさるようになっています。
それでも、2本合わさると、正直、結構な嵩張りを感じてしまいますね。
…と、こんな感じで、ちょっと便利なんだけど、ちょっと重くて嵩張るMAGIC LEVER TOOL。
しかし、重いといっても、2本で36gの差でしかないし、嵩張るといっても、ボトルケースやサドルバッグに入ってしまえば関係なし。
これで不安要素が一つ減ると思えば、気にならない程度のことですね。
まだミッシングリンクを外すための工具を持っていない方にもおすすめだと思います。