縁起でもないタイトルを付けてしまいましたが、
ZwiftでANT+からのデータをロストする事象に悩まされていました。
こういう瞬断的なものは仕方ないにしても、
ここまでガタガタになってしまうと、さすがに気になってしまいますよね。
ロストするのは、心拍データだけでありません。
酷い時には、NEO Smartからのデータも拾わなくなります。
これはGarmin Connectにアップロードしたログのキャプチャですが、
心拍データに加え、NEO Smartからのパワー/ケイデンスデータも
ロストしていることがお分かりいただけるかと思います。
こうなると必死で漕いでいても、アバターは停止してしまうわけで、
それがイベント参加中だったりすると、とても悲しいことになります。
私のZwift環境
私のZwift環境は、Windows PC + ANT+ドングル +Tacx NEO Smart。
心拍データは、Garminのアクティビティトラッカー、vivosmart J HR+
からANT +で飛ばしています。
真っ先にやれることとして、ANT+ドングルはUSB延長ケーブルで
NEO Smartの真下に設置しています。
これでも、しばしば前述の事象に陥ります。
犯人は…
最も怪しいのは、電子レンジかな…。
私がZwiftをやっているのは、主に平日の帰宅後です。
カミさんが夕食の準備をしてくれている時間帯にあたるわけです。
夕食を温め直しているであろうタイミングで事象が発生します。
発生した事象が5分程度で解消するところも、電子レンジを疑う所以です。
ANT+の使用帯域は2.4GHz。
電子レンジの2.45GHzとかぶるんですよね。
私の自宅は木造の1戸建てで、Zwift環境は2階にあります。
1回のキッチンとは充分離れているようにも思えますが、
実は、ほぼ上下にあたる位置関係。
間に床があるとはいえ、距離的には2~3m程度しかありません。
電子レンジの電磁波シールドは完璧ではありませんし、
漏れた電磁波がANT+の微弱電波を潰すことなんて、たやすいのでしょう。
2.4GHz帯はISMバンドなので、Wi-FiやBluetoothなどでも使われています。
でも、これらが要因なのであれば、もっと頻繁に切れるはずですね。
対策・その1
階下から侵入する電磁波を軽減できれば、いくらか改善するはず。
まずは気休めに、部屋に転がっていたアルミシートを敷いてみました。
あと、ANT+センサーの位置の調整。
NEO Smartの近くという点では変わりませんが、
下ではなく、上に移動してみました。
位置的には、サドルの横あたりです。
これまでの位置(=床)では電子レンジにも近くなるので、
裏目に出ていた可能性もあるかな…と。
その日のZwiftでは、この程度のロストが発生。
致命的ではないとはいえ、瞬断とは言えない程度のロスト。
これではあまり改善しているようには思えません。
対策・その2
ANT+ドングルをGarmin純正のものに交換してみました。
その日のZwiftでは、心拍データの瞬断が1回だけ。
これであれば、及第点。
vivosmartの心拍データは、ロストまでいかなくとも、
乱高下することが多かったのですが、この日はそれも見られず。
しばらくはこのセッティングで様子を見ていきたいと思います。
少なくとも、ANT+ドングルは、安物よりもGarmin純正が良さそうです。