コウモリ対策
今日は、長い間あたためてきたコウモリ対策のプランを実行に移す日。
我が家のコウモリ被害
我が家では、もう何年もの間、コウモリに悩まされてきました。春~秋の間、玄関先に外壁の隙間に糞が溜まるのです。
我が家の外壁は、こういう窯業系サイディングボードです。

この写真はベランダの内側部分ですが、外壁も同じ構造で、下側の黒い部材とサイディングボードの隙間に糞が溜まります。
日本窯業外装材協会のHPで、『窯業系サイディングの工法は「外壁通気構法」を標準工法としています』と謳われている通り、サイディングボードは通気性を持たせるために構造材から浮いた構造になっています。そして、コウモリは、その浮いて出来た空間に棲みついてしまうのです。
その巣の出入り口は、上の写真でいうところの上側の黒い部材とサイディングボードの隙間らしい、ということも確認済(薄暗い時間帯に目視確認しました)。
過去の対策
「アニマルリペラー」という、超音波的な音や、フラッシュ光を放つ装置を設置してみたこともありました。
しかし、暫く使ってみたものの、殆ど効果はありませんでした。
その他、コウモリ忌避スプレーも使ってみましたが、これでも太刀打ちできませんでした。
今回の対策
今回、満を持して決行に移した作戦は、物理的に出入口となっている隙間を塞ぐ、という単純明快なもの(笑)。
しかし、どのような物で塞ぐかが肝要です。完全に密閉してしまうと通気構法の機能を失い、家屋のカビや腐食の原因になってしまうかもしれません。
調べてみたら、コウモリ対策用として、まさにサイディングボードの隙間を塞ぐための商品も売られていました。
通気性があるとのことで、どうやら、網戸用のネットを丸めたような感じのようです。
ん!?それなら、網戸用のネットを適当に切って詰めればいいじゃん!!
…というわけで、これを購入。
必要な量の見当が付かないので、とりあえず4枚購入しました。
結果的に、入口になっているベランダ周り、糞が溜まる玄関回りで、合計2枚を使い切りました。残り2枚は、追加のコウモリ対策が必要になった時か、網戸が破れた時に出番が来るでしょう。
作業のコツ
作業に必要になるものはハサミかカッターだけです。あと、先が曲がったヘラかスクレーパー的な物があると、とても捗ります。
作業は、だいたい20 cm程度の幅にカットした網戸用ネットを、4つ折りにして(5 cm程度の幅になる)、サイディングボードの隙間に押し込んでいくだけです。押し込む際にヘラかスクレーパーがあると役立ちます。
コツとしては、ギュウギュウに詰め過ぎると通気性が悪くなりますし、スカスカだと抜けてしまうかもしれません。この辺りの匙加減は、カットする時の幅や折り方で調整しました。
これから子育ての季節に入るコウモリ。今回の対策で我が家に棲みつくことが無くなれば良いのですが…。
ノートレ
コウモリ対策でクタクタになったので、ノートレ。それより、今日の大仕事で腰が痛くなってしまってヤバいです。
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