GARMIN vívoactive 4 買いましたが…

■2020/05/07・外部心拍センサーを接続したときの動作について、さらに追記しました。
■2020/05/05・外部心拍センサーを接続したときの動作について追記しました。

vivosmart J HR+ もそろそろ…

胸バンド式の心拍センサーが煩わしくなって Garmin vivosmart J HR+ を買ったのが2017年8月。もうすぐ3年、というところです。色々ありましたが、ここのところは心拍計としては問題なく運用できていました。
しかし、だいぶ前から GPS を受信できなくなっていたり、心拍転送モードで不安定な挙動を見せたりするようになっていたりして、そろそろ買い替えかな…と思うようになっていました。

vivoactive 4 に決定

乗り換え候補ですが、Edge に ANT+ で心拍データを転送したい という点が主目的となると Garmin 以外の選択肢はありません。それでも数多い機種の中から予算と照らし合わせて2機種に絞り込みました。

タフなデザインが好みな Instinct と、多機能な点で優る vivoactive 4 。迷いに迷って、最終的に vivoactive 4 を選びました。

一番の決め手となったのは VO2Max の計測機能かな。コロナ外出自粛の中、ロードバイクでの実走は怪我のリスクがあるので控えていますが、その代わり、たまには家の周りでランニングでもしようかな…と。VO2Max の計測機能はランへのモチベーションになりそうなので。

あとは Connect IQ 。Instinct には登山向けのナビ機能があり、その点では魅力的だったのですが、vivoactive 4 でも ConnectIQ でアプリを入れれば同じようなことは出来そうだな…と。というか、ConnectIQ に対応していることで、今後出てくるであろう多種多用な要望にも、かなり応えてくれそうな気がします。

ミュージックプレーヤー や GARMIN PAY は、vivoactive 4の売りの機能だと思いますが、スマホを常に持ち歩く私にとっては正直、必要性を感じません。ただ、GARMIN PAY は Suica 対応になることで、便利そうであれば使っていこうと思います。

到着!

というわけで、到着しました。

ご覧の通り、私が選んだのは Black Slate です。

Zwiftでシェイクダウン!しかし…

喜び勇んで、Zwiftのグループライドで使ってみました。

問題なさそうなことも確認でき、しばらくはグループライドに集中できていたのですが…。

異変に気付いたのは、スタートから25分を過ぎた辺りです。上り区間、パワーが峠のピークに向けて徐々に高まっていく中で突然、心拍数が100 bpm以下に落ち込みました。その後、39分~40分辺りでいったん復旧するも、またしばらく80 bpm 近辺をキープ。おかしいと思い、55分辺りで何回か意図的に踏んでみました。心拍数は微妙に付いてくる動きを見せるものの、またストンと落ちています。バンドの締め付け具合を調節してみるも、状況は変わらず…。

ここのところLSD的なメニューばかりだったから毛細血管がメチャ発達したのかもしれないなぁ…とか、おめでたいことを考えてみたりもしました。しかし、トレーニング終わりに、心拍数が 100 bpm 以下に下がるまでクールダウンを行うことを習慣にしているし、それには結構な時間がかかることも分かっています。冷静に、不具合を疑わなければならなそうです。

事象切り分け

その後、何回かの Zwift で試してみました。幸いにも、ガーミン製の他の心拍計を所有しているので比較が簡単にできました。vivoactive 4 と vivosmart J HR+ を左右の腕に着け、さらに胸バンド式のHRM2-SSも久しぶりに装着し、Zwift や Edge の画面上で各センサーの値を見比べながら、事象の切り分けを行いました。

その結果は、ざっと以下の通りです。

  • 比較対象の2機種は正常
    全域にわたって、vivosmart J HR+ と HRM2-SS の誤差は数bpm程度しかないため、どちらも正常であると思われる。
  • 平常時は問題ない
    トレーニング開始後ある程度の負荷の範囲では、vivoactive 4の値は他の2機種とほぼ同じであり問題ない。
  • 負荷がかかると突然異常値になる
    じわじわ上げていくと、140 bpm辺りまでは問題なく付いてくる。しかし、さらに上げていくと、vivoactive 4だけがストンと落ち、100 bpmを下回るような値で低空飛行を続ける。

これでは、トレーニングの指標としては全く使いものになりません。普段の生活の中でも、徒歩のペースを上げたり、階段を小走りで上ったりしても、ライフログに反映されない可能性が高いと思われます。

ライフログに関しても、ここのところステイホームで毎日同じような生活を繰り返しているので、比較にはちょうど良いです。Garmin Connect の心拍数グラフでトレーニング時間帯以外の心拍数の動きを較べてみると、vivosmart J HR+で記録したものは、日に数回 120 bpm 以上を記録しているところ、vivoactive 4になってからは 100 bpm 程度までの範囲に収まっているものばかりです。

交換?修理?

というわけで、ショップに初期不良と思われることを連絡すると共に、ガーミンジャパンの修理窓口へも依頼を行いました。GWでショップもガーミンも休業中。GW明けを待ってからの連絡では、どちらの初期不良対応も受けられなくなってしまうので、致し方なく。

当面は胸バンド復活

対処が決まるまでの間、トレーニングでは胸バンドを使うことにしています。胸バンドはさすがの安定感です。このまま胸バンドに戻ってもいいかな…とも思いますが、毎日のこととなると、やっぱり着け外しや洗濯が面倒。

昨日は、Zwift でガシガシ踏んでいるときに、そんなこととは露知らず にvivoactive 4 が運動を促すメッセージを表示してきたりして、窓から放り投げたくなりました。トレーニングで胸バンドを使う場合には、vivoactive 4 にも接続しておかないとイマイチということが分かりました。そして、このセンサーの接続・切断操作がまた、地味に面倒です。

(2020/05/05 追記)
vivoactive 4 に 胸バンドを接続していると、心拍数ウィジェット上でも胸バンドの値が表示されます。しかし、ライフログとして記録される心拍数のデータは、あくまでも vivoactive 4 の光学式心拍計の値が使われるようです。vivoactive 4 の光学式心拍計を無効化すると、ライフログ上も空白の時間帯が出来てしまいます。謎仕様。
(2020/05/07 追記)
vivoactive 4 に 胸バンドを接続している場合でも、vivoactive 4 自身でアクティビティのログを記録するようにすれば、ライフログ上の心拍数のデータとして胸バンドの値が使われます。

やっぱり、ライフログの記録が習慣になっている以上は vivoactive 4 の光学式心拍計が使い物になってくれないと大変困ります。最低限、vivosmart J HR+ と同等の測定精度は持っているはずだと信じています。交換 or 修理、どのような対処になるのかは分かりませんが、真っ当な物になってくれることを願うばかりです。経過は別途、報告したいと思います。

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投稿者: katsu

職業: 金融系SE 好きな音楽: YMOとその周辺/サカナクション/アンビエント ウェブサイトURL: https://www.ktktmt.com 一言: シンセ(JUNO-106, CS-5, V50) / MTB(MuddyFox 1991) / バス釣り / 写真(K100D)…、 最近はロードバイク(ARGON18 KRYPTON 2015 & Corratec FORCIA CA+ 2012)にハマってます。モノが好きなのでいつも物欲沼に埋もれてます。

「GARMIN vívoactive 4 買いましたが…」への5件のフィードバック

  1. ガーミンジャパンのアフターサービスは交換するだけです。
    私はエッジ1030+で毎回走行時に事故検知するのでわざわざデータまで送ったのに3か月放置されレポート督促したら何もやってませんでした。とにかく現品交換すると言うので交換しましたが現象再現したため諦めてます。台湾のラボで調査したけど再現しないの一点張りで話が進みませんでした。
    所詮外資の外様なので本社の言いなりです。
    フィードバックされているかも疑問です。
    品質保証体制と故障解析能力はガーミンジャパンにはないかと思います。

    1. コメントありがとうございます!
      530でも、踏切通過などで誤検知の事例があるようですね。
      どんどん高機能になるのは良いですが、品質も高めて欲しいなと思います。

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